嗚呼!米国駐在員。
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2005年05月05日(木) |
なんとなく取得した休暇 |
今日は特に予定もないのに「計画通り」休暇を取った。
いくら今週は日本や中国が休みといってもそれなりに仕事というのは尽きない訳で、確かに会社に行けばやるべき事はいくらでもあるのだけど、幸いな事に特に緊急案件というのもなかった。こうして何の予定もないのに休暇を取るというのも、サラリーマンが享受出来るささやかな贅沢の1つだ、と勝手に納得する事にした。
朝は自宅のパソコンで念のために仕事メールをチェックする。やはり何も来ていない。うだうだとネットサーフィンをした後に、ジムに行って身体をほぐす。平日の午前中で空いているのだけど、今ひとつ乗り気にならない。
ランチをWendysのハンバーガーで取ったあと、お約束のゴルフ場へ向かった。今日は幸いにも60F(15℃)まで気温も上がって快晴だったからか、結構混んでいた。受付で、1人だがプレー出来るかと聞いたら、「Absolutely!」と気前のいい返事。25ドル。
ティーグラウンドまで行き、くたびれた感じの米人オヤジ2人と組んで回ることになった。オヤジはレギュラーから打つというので、1人バックティからスタート。 2人はカートで自分だけ歩き。 最初はこうして見知らぬアメリカ人と組んでゴルフをする事に緊張したものだけど、今ではほとんど気にしない。相手も気にしていない。逆に日本人と回るほうが色々と気を使ってしまう。
レッスンの成果を試しながら丁寧に丁寧にスイング。 途中、コース脇の駐車場にぶち込んだ。別のコースでは、コース横の道路に玉が向かっていった。どちらも車に直撃しなかった事を祈るのだが、玉の行方は確認出来なかった。このOBを打った後、ああ、手でスイングしたからだ、とふとひらめいた。その後、手を使わずになるべく身体でボールを打つことを心がけると、方向性が安定してきて、パーが続いた。
「身体をねじってもどすだけ。手は一切使わない。Behind the ball!」
米人オヤジは途中でくたびれたようで15番でホールアウト。後は1人でのんびり回る。1人ゴルフというのも贅沢なのだけど、緊張感がなくなるのであまりよくはない。18ホール終了後は、さすがにくたくたであった。
家に戻ってベッドに直行。30分ほど仮眠を取った後に、コミュニティカレッジでの中国語授業へ。週に1度2時間の授業は密度が濃くて、予習復習は欠かせない。来週でとりあえず1ターム終了するのだけど、その後も続けたいと1人の生徒が言い出した。人数が集まらないと開講されないわよ、と先生。私も受けたいわ、と別の生徒。
先生「じゃあ、次も続ける人は手を挙げて?」
ゲッ、自分以外はみんな手を挙げてる。自分も慌てて挙手。これで逃げられなくなったな。
今日はこうしてなんとなく取った休暇を過ごした。 密かに明日も休もうかと狙っているが…。
Kyosuke
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