嗚呼!米国駐在員。
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2005年01月31日(月) |
SO LONG ・・・ サミー・ソーサ |
ついにサミーソーサがシカゴカブスを去る日が近づきつつあるようだ。
シーズン60HRを3度も記録しているのは、メジャーリーグ史上でサミー・ソーサしかいない。単独歴代7位の通算574本塁打を誇り、現役ではバリー・ボンズに次ぐ通算ホームラン数を誇るカブスの主砲は、ボルティモア・オリオールズへ移籍間近である。
連日地元紙はこの話題で持ちきりだ。 2004年は打率253、本塁打35本と振るわず、40本塁打以上は6年連続で途切れた。 おまけに最終戦では試合中に無断帰宅、チームメイトや監督との関係は悪化していた。昨年はケチョケチョにソーサをたたいた地元民も、カブスを去ってしまう現実を目の当たりにして、どちらかというと「信じられない」「信じたくない」といったところだろう。
過去にもソーサについては気になって書いたこと(ココ)があったけど、自分自身もあれだけの選手がまさかトレードに出されるとは思いもよらなかった。
ソーサはシカゴの華だった。マイケルジョーダンの後、唯一世界に自慢出来るヒーローだった。トレードで若手有望選手を得られるとはいえ、プロスポーツには表の成績だけで語れないヒーローがいてもいい。
勝たなくてはいけない球団から見れば、なりふりかまわず本気で来年は勝ちにいくという決断をしたという事だろう。そして、いくら実績と人気があるとはいえ、ソーサはチームに必要なしと判断しただけのことかもしれない。
守備位置につく際のおきまりの全力疾走。 打席での迫力、オーラ。スイング後の大きなジャンプ。もうシカゴのものじゃない。ヒーローのいない球団は面白くない。
何だか残念である。
Kyosuke
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