嗚呼!米国駐在員。
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2005年01月17日(月) |
震災から10年 / 丸ちゃんに一言 |
阪神大震災から10年。
あの時自分は兵庫の尼崎市に住んでいた。 明け方の激しい揺れ、例えようの無い地鳴りとごう音。割れる窓ガラス、倒れる家具。寝ぼけながらもなすがままにするしかない恐怖。今でも忘れられない。
一瞬、第3次世界大戦が始まった、核爆弾を落とされた、と思った。 地震だ、と気がついてからも、日本中が大崩壊しているものだと信じきっていた。
街に流れるデマ情報。今じゃ、なんでだろ、と思うようなデマに、みんなが信じこんだ。街中のガス漏れの匂い、近くの酒屋の酒が全部ひっくり返って、アルコールの匂いも混じっていた。
地震の体験がないアメリカ人に地震はどうだった?なんてよく聞かれるのだけど、うまく説明なんて出来るわけない。
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夜はESPNでハワイの SONY OPENの生中継。 我らが丸山が、ランク世界一のビジェイ、そしてエルスと並んで1位。しびれる展開。結局丸山が逃げ切れず、どちらかというと自滅のような展開で2打差の3位。
「プレッシャーのかかく場面で俺は正確なショットを打つ自信がある。どのプロよりも一番練習しているから。」というビジェイ・シン。。プロは誰もがそんな自信を持っているのが当然なのだろうけど、実績という形で証明しているだけに、この男はいつでも不気味だ。結局、ビジェイの4打差逆転優勝で終わった。
丸山は残念だった。大きなチャンスを逃したという感じだろうか。 昨日までは、いい表情でラウンドしていたけど、今日は明らかに苦しい展開。まだ、今年のツアーは始まったばかりだから、これからも楽しみである。
それにしても、丸山のキャディーがフェアウェイでくわえタバコのままクラブを出し入れしているシーンが何度かテレビに映ったが、これはいただけない。確か、丸山も「回しタバコ」でそのよくタバコを吸うのだが、トップを走る丸山のそんなシーンが全米中継されぬかとひやひやした。
ふてぶてしいスポーツ選手は大好きなんだけど、活躍の舞台であるアメリカは正直タバコに対する目が厳しい。メリットがない事を、わざわざする必要はない。世界の丸山なんだから。 |