嗚呼!米国駐在員。
<目次>戻る進む


2004年09月20日(月) 日本で必要なアメリカ産のものは?

日本の20日は休日だった事を忘れていた。
日本からメールが一通も来ていなかったので、今日はのんびりした1日。

午後、会社まで航空物流会社の担当が訪ねてきて話をした。

日本からアメリカに運ぶものは鉱工業産業を中心に依然として高水準で推移しており、それこそスペースの確保が大変らしい。海運会社がこぞって値上げをしているが、それでも次から次へと日本からアメリカへモノは入ってきている。

ところが、アメリカから日本へ運ぶものは極端に少ないようだ。輸送費用をかなり下げて荷物を集めようとするも、ほとんど集まらないようだ。

確かに、日本にいるとアメリカの何が必要か、と言われて、とっさに思い浮かぶものはない。
アメ車だとか洋楽だとかそういったものではなく、日常生活をするに当たって必要なもの、という意味で。

ちなみに、どんなものがアメリカから日本へ飛行機で運ばれいるかを聞いたところ、
1.化学/薬品関連
2.牛豚馬などの家畜(生きたまま)
だそうだ。

1の世界は全く不案内だけど、アメリカの方が先進国なのだろうか。まだまだ日本より開発力には長けているという事か?

2は興味深いのだが、聞くと種馬用らしい。これまた一定需要があるらしい。日本で交配させるようだが、何でアメリカから家畜を輸入する必要があるのか不思議だ。例えば牛の場合、アメリカから日本へ運んでこられた牛から子供が出来て牛肉として販売されるとき、それは国産牛として販売されるのだろうか。

もちろん船で運ぶとなると、食料肥料を中心として日本のアメリカ依存は高い。そのうちに輸入先が中国にシフトしていくかもしれないが。

人と話をすると色々興味深い話がでてくるものだ。
そこから、何かビジネスのタネを見つけるようにしているのだが。


Kyosuke