嗚呼!米国駐在員。
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2004年09月11日(土) |
ようやくオリンピック番組を見る |
ようやく金曜日。 海外出張の疲労とイライラのピークだったので、明日からの久しぶりの休暇が本当にうれしい。
昨晩は日本で放送されたオリンピックの特番ビデオを見た。 日本からの出張者が気を利かせて持ってきてくれたもので、これは大ヒット。下手な和菓子とかもらうよりもはるかに有難い。
番組のホストはさんまだった。 久しぶりに見たさんまを見て、「年取ったなあ」。なんだか欽ちゃんに似てきたな。日本選手の活躍はほとんど見ていないので、本当は選手の試合に絞って映像を見せて欲しかったのだけど、大活躍の日本選手をゲストに迎えてのトークも面白かった。
どうだろう、番組内でこうやって選手を「いじる」っていうのも、日本独特じゃないかな。アメリカではまず考えられない。でも、こうした番組も本当に日本っぽくて明るくていいと思った。
柔道、レスリング、水泳。 日本ならば見飽きた試合のオンパレードかもしれないけど、こちとらどれも初めて見るシーンで、結論が分かっていてもどきどきして感動した。睡眠時間を削って生中継に釘付けになった日本人が多かったのも、十分うなずける。
最後に、野球。 長嶋の後を継いだ中畑の登場。これまた、あまりのゲッソリ振りに本当に驚いた。それだけで、何も語らずとも彼が背負ったプレッシャーの大きさが十分に分かった。考えようによっては、今回のオリンピックで、中畑という人間が一番プレッシャーを受けた人かもしれない。長嶋の代理だけでなく、なにしろ監督の経験もないのに、プロ野球のスターをまとめなければならず、結果を出して当然と言われてきたのだから。ゆっくり英気を養って、番組では見られなかったあの明るいキャラクターを早く取り戻して欲しい、と思った。
もっとも、こちらでは何も見ることが出来ないけど。
Kyosuke
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