嗚呼!米国駐在員。
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2004年08月13日(金) 営業力の差

今日は朝から寒い。
長袖のシャツを着て車に乗り込んだが、それでも寒くてフリースを来て出てきた。一体どうなっているんだろう。もう夏が終わりなのか。

珍しく今日はセールスの電話を受けた。
ビジネス書のベストセラーを朗読されたCDを販売する会社から。もちろん日本語である。
過去に電話かかってきた時に、サンプルを送ると言われ、こちらも忙しく「じゃあ送っておいて下さい」と生返事したんだった。

その後何回か電話がかかってきたが、まだ聞いていない、と言って全くとりつがなかったが、今日は昼食後で一休みしていた時にかかってきたので、なんとなく話を聞いてしまった。こちらも営業マン、相手の気持ちもよく分かってしまうからである。

アメリカは通勤が車だから、こうした需要はそこそこあるという説明を受ける。
しかし、この相手の営業マン。一生懸命は分かるのだけど、決めの一言がない。相手に気を使いすぎていて、遠まわしにあれこれと言うので、なかなか会話が終わらない。しかもこちらの話に耳を傾ける余裕がない。

こういったアイテムの飛び込み営業ってどうやって電話で相手を口説き落とすんだろう、とこちらも意地悪ではあるけども、関心があったのだが、時間ばかり立つので、最後は適当に断って電話を切った。

価格をどう考えるかにもよるが、モノ自体は悪くはないと思う。
ただ、自分の場合だけど、通勤くらいは好きな音楽を聴いて1人の空間をリラックスしたいので、こんなお堅い話を聞きたくはないのだけど。

黙っていても売れるものに営業力というのがどこまで必要か分からないけど、黙っていては売れないものについては、てきめんに営業マンによって差が出るのではないかと感じた。どこの世界でも、お金を稼ぐっていうのは楽ではないよなあ。


Kyosuke