嗚呼!米国駐在員。
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今日はオハイオ州へ出張。 訪問先で、お世話になった取引先の日本人駐在員が来月に帰国の内示が出たことを知らされた。自分もこちらに赴任してから1年ちょっと。それでも1人、また1人と帰国していく。こうして知らないうちに自分も古株の仲間入りをしていくのだろうか。送別会がわりに夜はステーキ。腹が一杯である。
あまり振り返ってもしょうがないけど、今日頭に来たこと。 1)オヘア空港で発券の際、自動発券装置の紙が詰まってチケットが出てこなかった。係員を呼んだら、カウンターへ行け、とたらいまわし。カウンターで用件を述べると、もう搭乗40分前を切っているから、発券は出来ない、と抜かす。クソババア、適当に言いやがって。慌てて違うカウンターに並ぶと、あっさりチケットを発券してくれた。先のババアの所にいって、チケットを見せ付けて、うそつき!とよっぽど言ってやろうと思ったけど、時間もないしアホくさいのでやめた。
2)クリーブランドの空港で。 レンタカーを借りる際に、よく見たらガソリンが満タンではなかった。針は4分の3のところでとまっている。係員を呼んで違う車にさせようとしたが、駄目だという。じゃあ、どうする、といったら、ガソリンは満タンではなくて、今の針が指したまま、つまり4分の3で返してもよい、という。そんなの、返した時の係員は知らんだろうが、と文句を言うと、じゃあ、これをその時に見せろ、と言って、Gas 3/4 OK!! と紙に書いて渡す。オイオイ、オヤジ、こんなんじゃ意味通じねえよ、と思ったけど、もうここまで話するのに30分くらい経っていたので、時間もなくあきらめてきた。
こんなことが日常茶飯事なんだけど、どうもアジア人として馬鹿にされている気がしてしょうがない。単なる被害妄想だろうか。
今日面白かったこと。 飛行機で隣の席に黒人のおばちゃんとその5歳くらいの子供が座った。飲み物サービスが来たときに、おばちゃんは熟睡中。子供は「coke,please!」とこっそり言う。スチュワーデスがペプシを渡して、子供が飲もうとした瞬間に、おばちゃんが目覚めた。子供のペプシを慌てて取り上げて、スチュワーデスに「ちょっと!こんなの飲ませちゃだめじゃない。フルーツジュースに変えて!」と叫んだ。スチュワーデスは、だってアンタの子が頼んだんだから、ってぶつぶついいながら、結局代えてくれた。そのときの女の子の表情が、もうちょっとで飲めたのに、というとても残念なかわいい表情をしたのが実に印象的。周りの大人がペプシばっかり飲んでいるもんな。そりゃ、子供だって飲みたくなるわな。
Kyosuke
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