嗚呼!米国駐在員。
<目次>|戻る|進む
2004年04月13日(火) |
人質事件はやっぱり納得いかない / 歯医者 |
日本人人質事件、インターネットで見る限り目だった進展がないようである。 この事件、こちらのメディアにもすっかり報道されなくなってしまったようだ。
繰り返すが、この3人は政府の勧告を無視。にも関わらず、危なくなったら助けてもらうのが当然という主張のみならず、助けない政府を堂々と批判する家族。全く筋が通っていないし、世の中そんなに甘くない。どんな情報でも欲しい、と家族はテレビに出まくっているようだが、一般人がそんな地域の情報を知るわけがないのにな。小泉に会いたいというのも自分勝手。小泉から見れば、この3人は迷惑極まりないに違いない。どうやら、世の中は自分たち中心で回っていると、本気で考えているようだ。
1) 被害者救出、自衛隊撤退に、15万人もの署名が集まったようだが、署名じゃなくて、金を集めて救出すればいいじゃないか。身銭切っても同意したいと、この中の何人が本当に感じているのだろうか。 2) とにかく税金の無駄使いはやめて欲しい。 団体なら団体、個人なら個人で責任持って解決してくれ。それが出来ないなら最初からやるな。尻拭いだけ汗と涙の税金ではやりきれない。 3) 3人には誰もイラクに行ってくれと頼んでいないのだ。イラクもお前たちは必要じゃない事が何故わからないのか。
誰にも迷惑をかけずに、精神的にも経済的にも大人として世界の平和を祈っている人はたくさんいる。今回の一件で、こんな人たちに迷惑がかからない事を願うばかりである。
-----------------------------------------------------------------------------
今日は、昼休みに会社を抜け出して歯医者に行く。 週末に詰め物(被せモノ?銀歯?クラウン?)が取れてしまったのだが、アメリカにきてこの1年で詰め物が取れるのはなんと4回目。環境の変化がそうさせているのか、日本で通っていた歯医者の腕がお粗末だったのか、単なる自分の問題なのだろうが。 どちらにしても、食事の最中に、ガリッと音がして歯が取れてしまうのは、あまり気持ちのいいものではない。
こちらの歯医者、といっても日系なのだが、実に仕事が丁寧で満足。 時間通りにきっちり治療をしてくれるし、仕上がりもいい(気がする)。治療前、治療後の説明も納得がいく。法律もあって、歯医者といえども日本とは治療そのものが違うと聞いていたが、患者側もなんとなくそれを感じるのである。
但し、料金は安くない。日本と違って医療機関ごとに料金を決めてよいらしいのだが、ちなみに今日の治療代は約1300ドルである。料金には、治療内容(Inlay-Metal. Cown-Pocelain with Noble Mtal)がきっちりと記載してある。それにしても13万円! 4月5日付けの日記でも書いたが、医療費上昇は頭が痛い。ややこしいのは、ここから保険申請をして、1300ドルの中からどれだけが保険でカバーされるかの判断を待たねばならない。この基準もよく分からないのが難点。今日治療した歯は、前回はいつ治療したものか、と、そんな質問にも答えねばならない。これは昔であればあるほどいいらしいので、1997年と回答しておくのだが、そんな質問や根拠のない回答が何の意味を持つかは不思議である。 そして、すっかり忘れたころに保険会社からの回答がきて、負担されない分を支払うのだが、このシステムはどうにかならんものか、と思う。
Kyosuke
|