嗚呼!米国駐在員。
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2004年02月22日(日) JAZZ BARに行く

昨晩は帰国の決まった同僚(後輩)に連れて行ってもらい、ニューチャイナタウンで食事。まあ、あまり雰囲気と治安がいいとはいえない場所だけど、表通りはなんら問題ない。どちらかといえばベトナム系か。スーパーのような雑貨屋に入ったが、まさに中国系一色で商品一つ一つが興味深い。
食事はやや小汚い食堂のようなところにしたのだが、焼き飯、ヌードル、春巻き、炒め物と頼んで2人で15ドルちょい。味もまずまずであったし、なんと言ってもサービスがアメリカ系のように押し付けがましくなく心地よい。

その後、POPS for Champagneというジャズバーへ移動。
といってもジャズなどさっぱり分からないし別に好きでもないのだが、どんなものかと興味はあった。
ダウンタウンに近いのでややごみごみした場所にあるが、Valet Parkingもありかなり上品な店内。客層も大人の男女ばかりで、みんなしっかりおしゃれをしてきている。カウンターの中の小舞台でジャズを奏でる。
店名の通り、シャンペンが売りとなっている。餞別がてらボトルでもと思ったが、最低2、300ドルするのでまずは1杯16ドルのグラスで乾杯。
ジャズの深さは分からないが、ライブはやっぱりいい。まわりもビールをがぶがぶ飲むおっさんもおらず、実に仕事の出来そうなスマートな男性とその奥さんといったカップルが多い。カウンターに座ったが、バーテンの手際も目配りもよく利いており、久しぶりに洗練された気分を味わう。隣に座る黒人カップルも格好いい。
入店したのは9時ごろだったが、もう少し早く来ていればYoko Nogeという日本人のステージが見れたようだ。それにしてもこのライブのカバーチャージは1人たったの10ドルなんだけど、プロのジャズなのにいいんだろうか、と思ってしまう。

気がついたら、ジャズそっちのけで2人で仕事や会社のことなんて喋っていた。(←ここは居酒屋ちゃうで)いやですな、Japanese サラリーマン。いつもはベッドに入る11時過ぎになると、やや疲れて店を出る。
外はすっかり雪で眠気もふっとぶ。日本では午後11時なんてまだまだこれからや、と繰り出していたものだが、もうすっかりそんな世界とは無縁となっており、おとなしく帰途へ。
いやいや、酒もすっかり弱くなった。昨日は途中でタンカレトニックに切り替えて、2杯しか飲んでいないのだが、今朝は10時までぐっすり。郊外のため、会社や家の周りにはこんな場所はないのだが、たまには街に出てみるのも悪くないな、と思った。といっても車で1時間弱はやっぱり足が遠のくのだけども。


Kyosuke