嗚呼!米国駐在員。
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2004年01月21日(水) |
CREDIT HISTORY / X`MAS CARD |
朝6時半に東京本社からの電話で目が覚める。 いやな目覚めだが一気に眠気がふっとぶ。いい話なら大歓迎だが、東京本社から自宅にかかってくる電話は、100%よくない話だ。まあ当然か。先方も、早朝自宅に電話をかける事で気を使うのだろうが、それなりにこちらに伝えねばならぬという考えのもとでの事であろう。 内容が厳しいものですっかり頭が仕事モードに切り替わってしまった為、朝食が全く食べられなかった。←弱いな。
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日本のニュースをネットで見ると、お年玉つき年賀はがきの当選発表がされたようだ。 もっとも、こちらは年賀状などというものはない訳で、昨年は初めての海外生活となりどうしようかと思っていたが、毎年年賀状のやりとりをしている人に対してはクリスマスカードを送った。 さて、何通くらい返事がくるものか密かに楽しみにしていたのだが、なんと半分どころか20−30%くらいしか返事はもらえなかった。返事をもらった人を見ると、海外生活体験者とか貿易関係の仕事をしているとか、いわゆる海外へ手紙を送り慣れている人ばかり。おそらくたいていの人は、クリスマスカードなんてもらっても返事をどうしていいか分からないし、海外へ送るには年賀状にも切手を追加せなばならないだろうし、まあ面倒臭かったのだろう。
こちらも返事を期待してクリスマスカードを出したわけではないので、まあしょうがない、といった感想しかないが、長年の友人から何も来ないと多少はさびしいものである。まあこんな世の中でメールで気軽に連絡を取ってはいるのだけど、こんなものに多少でもこだわる面が自分にあったとは驚いた。 オヤジ化してきたのか、こてこての日本人ということなのか。
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先日、新規クレジットカードを申し込みした際に、クレジットヒストリーが不十分で結局カードの発行は認められなかった。その際に、自分のクレジットヒストリーを知りたい場合の連絡先があったので、当時の日記を読んで頂いた方の親切なアドバイスのメールを頂いた事もあって、内容報告の送付を依頼したいた。先般、その報告書が届いた。
見ると、ガス会社から電話会社から銀行から、昨年のある時点での全ての取引先からの請求金額とそれについて支払いを滞ることなくされたか、という報告がされている。幸い、どの項目も、NEVER LATE とあるので問題ないはずなのだが、じゃあ一体何で断られたのだろうか。申し込みカードのCREDIT LIMITが多すぎたのだろうか。駄目もとでもう一度違う会社に当ってみようと思う。
報告書には、あなたのレポートはいついつに以下のこんな会社にも発行されています、なんて書いて会社名が羅列してあるが、こんなのは依頼受けたら簡単に発行してしまうんだろうか。 国民背番号ともいうべきSOCIAL SECURITY NUMBER 1つで、その人がいつどこで何を買ったかまで全て分かってしまう。理屈では分かっていたが、こう目の前にいろんな情報を並べた報告書が来ると、別に悪いことはしていないのだが、何か恐ろしくもある。アメリカに住み始めてわずか1年も立っていない人間に対して、これだけの情報を集めているとは、ある意味で恐れ入った。
日本も似たようなシステムがあると某カード会社の友人が言っていたが、発行を求めたら本人に開示するといった点で、アメリカの方が進んでいるのだろうか。別にこんな情報要らないし、お金はきっちり払うからカード1枚作ってよ、と思うのだが、他民族国家のアメリカではそうもいかないのだろうか。
夕方から客先のピックアップと会食。今週も忙しくなりそうだ.
Kyosuke
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