あのロクデナシと付き合い始めた頃 あたしはまだまだ若くて可愛かった。 何が可愛かったって、頭の中身が。
ロクデナシな彼を見て 素直に格好良いと思い 素直に憧れて惚れ込んだ。
働いてもいないのに、夢心地で 「あたしが彼をたべさせてあげるんだv」 なんて思って、でも心の底では 彼に養って貰うのを期待してた○年前。
今じゃ同じ台詞でも
「あ゛あ゛!?稼ぎねーのかよ! しょーがねーな!養ってやるよ!」
位の勢いになっている。
事実、贅沢しなきゃ養える。
ちっとも可愛くない。
でも、コレもあのロクデナシの 教育の賜物。
自分の首を絞めたね。
オンナの成長は恐いモンです。
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