+++ Rip Stick +++

2001年11月19日(月) あなたはあたしをどんどん我侭にさせていく。


仕事場のパートさんに「クリスマスもお仕事なんて嫌でしょう?」
とか言われて「いや、全然。むしろ入れて下さいって感じですョ」
と言ったら可哀想な顔されちゃいました。てへ。


先日、彼と逢う約束をしてた。
だから、急いで仕事終わらせて、急いで一回家に帰って私宅をした。
前に約束した日はキャンセルになっちゃってて
今回は絶対平気だと言ってくれてた。

なのに9時も過ぎた所で
『ごめん。先が見えねえわ。いつ終わるか判らねえ』
と電話をして来た。

『逢えても夜中になるし・・・因みに俺2日間まともに寝てなくて
いつまで持つか判らない状態なんだよね。どーする?お前決めて良いよ』

『俺メンバー待たせてるから行くわ。決めてメエルして』

電話を切って何だかどうでも良くなった。
今日は絶対大丈夫だって言うから途中の仕事も放り投げて
急いで支度もしたのに。
彼はどっちでも良い様な云い方をした。
あたしの中で何かが凹んだ。

「辛そうだから、今日は良い」

とだけメエルを打った。


一時間後に「後で電話するけど、マジ良いのか?」とレスが届いた。
返さないと怒られるんだろうな。と思いながら無視した。
その時のあたしの感情で、酷い言葉を送ってしまいそうだったから。


更に一時間後に電話が鳴った。
散々鳴らしてから通話ボタンを押した。

『お前、メエル送ってるんだから、返事位寄越せよ!』
「だって…」
『…そんな凹んでるなら、何で我侭言わねえんだよ。』
「……」
『判ったよ!今終わったから、出て来いよ』

そしてあたしは終電に飛び込んだ。






『変な所で物分り良くなるな。お前の我侭は聞いてやるから我侭位云え。
そんな事でストレス溜めるな』

顔を見た時彼にそう言われた。






何言ってるのよ。あたしの半分は貴方が創ったシロモノなのに。









 < 前  目次  次 >


ゆえ [MAIL]

My追加