放課後デート中、 「今からドコ行こっか?」と話していた時。 彼が突然、自宅に電話をかけました。
そして、電話を切って一言。
「俺ん家来る?」
とうとう来ました、この日が!!
ずっと憧れていた“彼氏の家”。 彼はさっきの電話で、留守を確認していたのです。
玄関に入ると、わんこのお出迎え。 私の顔をペロペロして、熱烈大歓迎してくれました(喜)。
それから2階の彼の部屋へGO〜!
男の子の部屋って、どんな感じなんだろ?
私の想像では、、、、、 ベッドとステレオとクローゼットがあって、 ベッドカバーやカーテンはブルー系で、 物が少なくて、シンプルでこざっぱりした感じかなぁ?
ガチャ。
・・・・・・・・・。
あれ? 案外片付いてない(笑)。
彼が私服に着替えている間、私は部屋を見回していました。
教科書やプリントの散乱した勉強机。 起きたまんまのベッド。 そして、何故か床の片隅に、目覚まし時計。
「歩いて止めにいかなきゃいけないから、嫌でも起きるでしょ」
・・・なるほど、名案★
2人でべったりまったりしていると、1階で彼を呼ぶ声が。
彼のお母さんが帰ってきちゃった!!!!
彼は部屋の中(つまり私)を見られないように 少しだけドアを開けて顔を出す。
「お友達来てるの?」 「あーー、、うん」
適当に返事をして、さっさとドアを閉める彼。
少ししてから、また彼を呼ぶ声。 ・・・あれ? なんだか彼ママの声が近いんだけど!??
また彼は少しだけドアを開ける。 その隙間から、ジュースをお菓子を載せたお盆を持って 階段を途中まで上がってきていた彼ママが見えた。
彼ママと、ばっちり目が合ってしまった。
「えっ?? ちょっとちょっと、お友達って・・・♪」 とっても若々しい声。
「こんにちわー♪」と、明るく挨拶してくれました。
しまった!! 私が先に挨拶しなきゃいけないのに(泣)。
「こんにちわぁ〜。お邪魔してます!!」 慌てて私も会釈。
もうドキドキでした。
年齢とか訊かれたらどうしよう!? 23才です、なんて答えたら、きっと追い出されちゃう!
そんな心配をずっとしていたのですが、 その場はなんとか挨拶だけで済みました。
その場は、ね。
長くなるので、続きはまた翌日分に。
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