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2001年10月13日(土) 彼氏の部屋

放課後デート中、
「今からドコ行こっか?」と話していた時。
彼が突然、自宅に電話をかけました。

そして、電話を切って一言。

「俺ん家来る?」


とうとう来ました、この日が!!

ずっと憧れていた“彼氏の家”。
彼はさっきの電話で、留守を確認していたのです。



玄関に入ると、わんこのお出迎え。
私の顔をペロペロして、熱烈大歓迎してくれました(喜)。

それから2階の彼の部屋へGO〜!

男の子の部屋って、どんな感じなんだろ?

私の想像では、、、、、
ベッドとステレオとクローゼットがあって、
ベッドカバーやカーテンはブルー系で、
物が少なくて、シンプルでこざっぱりした感じかなぁ?


ガチャ。

・・・・・・・・・。



あれ? 案外片付いてない(笑)。

彼が私服に着替えている間、私は部屋を見回していました。

教科書やプリントの散乱した勉強机。
起きたまんまのベッド。
そして、何故か床の片隅に、目覚まし時計。

「歩いて止めにいかなきゃいけないから、嫌でも起きるでしょ」

・・・なるほど、名案★


2人でべったりまったりしていると、1階で彼を呼ぶ声が。


彼のお母さんが帰ってきちゃった!!!!

彼は部屋の中(つまり私)を見られないように
少しだけドアを開けて顔を出す。

「お友達来てるの?」
「あーー、、うん」

適当に返事をして、さっさとドアを閉める彼。

少ししてから、また彼を呼ぶ声。
・・・あれ? なんだか彼ママの声が近いんだけど!??


また彼は少しだけドアを開ける。
その隙間から、ジュースをお菓子を載せたお盆を持って
階段を途中まで上がってきていた彼ママが見えた。

彼ママと、ばっちり目が合ってしまった。

「えっ?? ちょっとちょっと、お友達って・・・♪」
とっても若々しい声。

「こんにちわー♪」と、明るく挨拶してくれました。

しまった!! 私が先に挨拶しなきゃいけないのに(泣)。

「こんにちわぁ〜。お邪魔してます!!」
慌てて私も会釈。


もうドキドキでした。

年齢とか訊かれたらどうしよう!?
23才です、なんて答えたら、きっと追い出されちゃう!

そんな心配をずっとしていたのですが、
その場はなんとか挨拶だけで済みました。

その場は、ね。



長くなるので、続きはまた翌日分に。


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