みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2010年12月18日(土) しらかし台中〜秀光中

 週末から、東京→仙台→高崎→高知と、大移動。日本は狭いです。しかし、陽が落ちてからの仙台は寒かった!
 秀光中の取材が午後からだったため、早朝の新幹線でしらかし台中に遊びに行ってきました。秀光中としらかし台中は、車で15分もあれば移動できる距離にあります。
 しらかし台中・猿橋善宏先生からは、「休んでいるときこそ、人は伸びる」という名言をもらいました。しらかし台中は冬になると、基本的に土日は完全オフになります。それでも、猿橋先生にあせっている様子はまったくなし。

 たしかに毎日、毎日、野球をやっていると、精神的にも体力的にもきつい。それが休みがあると、自分を振り返る時間ができるし、「次の練習をこうしてみよう」という考えも生まれてくるはず。
 でも、多くの先生が、休むのを怖がっているのも事実。いま取材しているソフトテニス部の先生は、関東大会常連のチームを作り上げますが、年間の休みは数えるほど。「休むのが怖いんですよね…」と、正直に語っていました。

 秀光中は選手たちの対応力に感心!
 取材をしても、よくしゃべる選手が多いですが、今日は取材開始前にひとりの選手が寄ってきて、「今日はよろしくお願いします!」と。終わったあとも、「ありがとうございました。またよろしくお願いします」。その言葉がとても自然に出ていたことにびっくり。
 大人の社会では当たり前のことですが、中学生はなかなかできないもの。
 キャプテンに取材したときも、「来年、全国出るので、またお願いします」と。こんなこと、なかなか言えません。たいしたものです。

 取材では「松葉」と呼ばれるトレーニングを見せてもらいました。
 体幹、股関節を中心にしたメニューですが、名前の由来は「松葉づえをつくほど大変なトレーニング」という意味。
 須江航監督の出身校でもある仙台育英高校で作られたトレーニングだそうです。

 須江監督からは、「高校(育英)の陸上の監督が面白いですよ!」と、推薦いただきました。表現方法が面白いと。
「熱い鉄板のうえを走るようにイメージする。『アチチチチチッ!』と走ると、足裏が地面と接地する時間が短くなる」
 これが、速く走るためのひとつのコツだそうです。なるほど〜、面白い表現!

 秀光中は今年も強く、秋の県大会で優勝しています。
 ちなみに春の全日本は、夏の全中に出ている間に地区予選が終了。予選に出られずに終わってしまいました。仙台だけでなく、こういう地区がいくつかあります。全国に出たがために、全国予選に出られず。高校野球では、あり得ないことですよね…。

 来年3月下旬には、1週間近い、近畿〜東海〜関東遠征を慣行。
 全中の舞台が和歌山ということで、決勝会場の紀三井寺球場で練習試合を行います。本気で頂点を狙っています!



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