2010年11月24日(水) |
学生コーチからキャプテンに! 亜大・高西恵司 |
本日は、亜細亜大学へ。 取材相手は「高西恵司」。 この名前で、ピンと来たら、かなりマニアック!
この秋まで、亜大の学生コーチ兼一塁コーチャーでした。その一塁コーチャーでの動きが素晴らしく、一目ぼれ。「コーチャーの極意を教えてください!」と、中学野球小僧で取材に行ってきました。次号(12月10日発売)の特集テーマが「足」なのです。
高西くん、じつはすごい人なんです。
広陵出身で、高校3年夏には野村(明大)や土生(早大)と、甲子園準優勝に輝いています。といっても、選手ではなく、マネージャー。甲子園では記録員としてベンチに入っていました。
1年冬からマネージャーとなり、チーム、そして中井監督を支え続けてきました。3年春センバツでは、「高西をベンチに入れてやってほしい」と、同級生が中井監督に直訴。本来は制服を着て記録員でベンチに入るところですが、背番号18でベンチ入り。コーチャーボックスに立ち、仲間と一緒に戦っていました。
大学は「日本一のところでやりたい!」と亜細亜へ。制服組のマネージャーで入部した予定が、合流初日に生田監督から「明日からユニホームを着て、ノックを打て」と指令。翌日から、学生コーチになりました。 そして、2年秋には、当時のコーチが急遽、チームを辞めたことで、三塁コーチャーが不在に。学生コーチだった高西が、三塁コーチャーを務めることに。「えづいてしまって、声を出せなかった…」。ど緊張のデビュー戦だったそうです。
3年春秋は一塁コーチャー。 一塁コーチャーは、「仕事が少なそう」と思われがちですが、高西を見ていると、やることがいっぱい! その仕事内容、やりがいを中学生に伝えてもらいたく、今回の取材となったわけです。
で! 何と、この新チームから、キャプテンに指名されたそうです。 高校でマネージャー、大学では学生コーチ。選手として試合に出たことがない高西が、キャプテンに。これって、とんでもないことですよね。
話しをするとわかりますが、素晴らしい人間性の持ち主で、たった1回会っただけですが、応援したくなる学生です。
そんな高西が考えるコーチャーとは…? 『中学野球小僧』をぜひ、ごらんください。
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