みのるの「野球日記」
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2010年07月05日(月) 本日は高校野球監督会

 本日は、江戸川区大会の決勝戦。
 東葛西中対上一色中の戦いとなり、上一色が完封勝ち。強かったです。

 同時刻に、小松川一中対東陽中の都大会代表決定戦があり、こちらは1−0で小松川一中が勝利。
 よって、江戸川区からは上一色、東葛西、小松川一の3チームが都大会に出場することになりました。

 上一色は西尾先生、小松川一には兼子先生と、東京を代表する指導者がいます。
 個人的にびっくりなのは東葛西中の躍進。じつは、わが自宅から徒歩数分の学校です。いつも、放課後になると、気合いの入った声が、うちのマンションにまで聞こえてきます。はじめは「東葛西中って強いの?」という程度の知識だったんですが、地元の先生に聞くと、「若い先生が来て、熱心にやっているよ」と。
 試合を見ても、全員が坊主頭で、よく声が出ていて、挨拶もきっちりとしていました。
 監督は、日体大OBで就任2年目。観戦していた高校関係者も、「これからもっと強くなるね」。
 今度、練習を見に行ってみたいと思っています。
 ちなみに、エースくんは、江戸川区ナンバー1といっても過言ではない右腕です。

 もうひとつちなみに、昨年の上一色中のエース・岩田巧が、東京学館浦安でベンチ入り決定。練習試合で好投を続けているようで、夏本番での登板もあるかも。

 終了後は、関内へ。
 7月の第一月曜日は、毎年恒例の神奈川・高校野球監督会です。
 中高指導者&マスコミあわせて、約250名の参加でした。

 注目は、小倉清一郎コーチによる「夏の大会展望」。
 じつは、小倉コーチ、昨年は「隼人の野球が変わってきた。夏は隼人がくるかもしれない」と話していました。見事に予感的中で、隼人が初優勝。恐れ入りました。

 小倉コーチがひとつのポイントにあげていたのが、左投手対左打者のときの外野のポジショニング。
外中心の攻めをするとき、外野を左に寄せるチームが多い。そのとき、コントロールミスでインコースに逆球がいき→左打者が引っ張り→ガランと空いたライト線に長打。
「ランナーがたまったときに、こういうことが起きるかも…」
 さてさて、どうでしょうか。

 締めは、横浜隼人・佐野辰徳コーチの音頭により、『栄冠は君に輝く』を全員で熱唱。佐野コーチの達者な芸に驚かされました!

 場所を移して二次会。
 ここでも、佐野コーチが美声を披露。いやぁ、高校のコーチって、芸達者じゃないとできないんですね(笑)。
 隣にいた、元隼人コーチの山本秀明監督(日大藤沢)にそんな話しを振ると、「おれもやってきたよ」とサラリ。まぁ、体育会ですからね。

 ここで、意外な姿を見せてくれたのが、東海大相模・田倉雅雄部長。こわ〜いイメージがありましたが、こちらも芸達者! 恐れ入りました。

 さて…、
 今大会、勝手に注目しているのは日大藤沢です。
 春先から、山本監督が「今年のチームは打つから見ててくださいよ」と、攻撃力に相当、自信を持っていました。春は力を発揮できませんでしたが、春を終えてから、さらにパワーアップ。山本監督自身、指導に対する考え方の変化もあったようです。
「あいつら、やってくれると思うよ」
 勝ち上がれば、4回戦で桐光学園。好勝負が期待されます。

 もうひとつの注目は、加盟2年目の鶴見大付属。新入部員が10名入り、20名近い部員になりました。安田学園〜日体大〜東洋大(コーチ)〜安田学園(コーチ)の熱血漢・青木監督の指導のもと、着実に力をつけています。最近の練習試合も白星が続いているとか。こちらはひとつ勝てば、シード校の茅ヶ崎西浜です。

 にしても、神奈川の指導者のみなさんは、仲がいいですね。
 このあたりも神奈川の高校野球が盛り上がる、ひとつの要因でしょう!



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