2010年05月09日(日) |
左のカーブをいかに打つか! |
GWの真っ只中に、佐賀県に行ってきました。 佐賀商の正門近くにある「ベースボール アスリート」です。 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.958421.article.html
ここで、坂下幹夫さんという方が、野球塾を開いています。坂下さんは、ボーイズリーグの黄城ボーイズの監督もされており、昨年から2年連続で全国大会に出場中。
坂下さんを知ったきっかけは…、
3月の終わり頃、鶴見大の香田誉士史さんから、一本の電話がありました。 「佐賀商の同期で坂下っていうのがいるんだけど、理論も豊富で、おれなんかよりも野球を知っているやつなんだ。ちょうど、いまボーイズの全国大会に来ていて(今年から東京で開催!)、一緒に食事しているから、電話代わるわ」 突然のことにびっくりでしたが(笑)、そんな内容の電話でした。
「ぜひ、取材に!」と約束したこともあり、佐賀へ。
お手製の室内トレーニング場には、ブルペンもあれば、ピッチングマシンも。バーベルなど、トレーニング機器も充実していました。
いろいろな話を聞かせてもらった中で、印象的だったのは、「インサイドアウトを身につけるには、右バッターは左のカーブを練習すること」。なるほどなぁ〜と思いました。 (詳しくは、6月10日発売の『中学野球小僧』をぜひ!)
ちなみに、佐賀商の監督を務める森田剛史さんも、坂下さん、香田さんと同期。3人とも、3年間同じクラスだったそうです。 その関係もあり、坂下さんは現在、佐賀商のトレーニングも指導しています。
この学年は、熱い指導者が多く…、 今治西の大野康哉監督(大野さんって、そんなに若かったんだ!貫禄ありすぎます(笑))。西日本短大付の西村慎太郎監督、関東学院大の鈴木コーチらも同期。いろいろと情報交換をしているようです。
佐賀といえば…! 中学軟式野球王国。 坂下さんは、かつて日本一を果たしたことのある多久中央中の出身でした。
全国大会では昨年夏に佐賀市立諸富中、この春には鳥栖市立鳥栖中が日本一になっています。 諸富中のエースで主将・正林大樹は、長崎日大へ。諸富中の園田照男(元)監督に「正林、頑張っていますか?」と電話をすると、「春先に疲労骨折したみたいです」。あらら…。焦らず、じっくりと頑張れ! 正林を支えたキャッチャーの金澤は、県内私学の龍谷へ。低めのキャッチングが光る、素晴らしいキャッチャーでした。
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