2010年04月14日(水) |
投手王国! つくば秀英高校 |
投手王国! つくば秀英高校
茨城・つくば秀英高校へ。
最近、好投手が続々と生まれている学校です。 江柄子裕樹投手(明大〜東芝)、山田大樹投手(ソフトバンク)、埜口卓哉投手(国学院大4年)、そして今年のエース・塚原頌平投手。 この秋は、埜口投手、塚原投手のドラフト指名の可能性があります。
部長、監督と立場を代えながら…、指導にたずさわっているのが沢辺卓己監督。 「ピッチャー指導だけは、誰にも負けたくない」と、本を読んだり、人に会ったり、勉強会に出かけたり…、情熱を注いできました。 話しを聞いてみると、納得の理論の数々。 体の使い方、動かし方のコツに重きを置いた指導をしていました。
塚原投手のキャッチボールを見せてもらいましたが、やわらかいですね。力いっぱい投げているようには見えないのに、ボールがピュッとくる。
じつは、取材数日前に気づいたことなんですが、この塚原投手、中学時代に生で見ていました! しかも、『中学野球小僧』で紹介していた…。何でもっと早く気づかなかったのか。 当時は、結城南中のキャッチャー兼ピッチャー。千葉県で行われた「コスモス杯」で見て、腕の振りのしなやかさと強さに惚れました! ただ、中学時代は力みまくって投げていた印象があるんですよね。それが、この日見た塚原投手は、まるで別人のよう。沢辺監督の指導が、うまく浸透しているのでしょう。
で、せっかく茨城に行くのならと、春の地区大会を観戦。 常総学院vs牛久でした。 常総は、文京シニアから来た1年生左腕クンが先発。「もう、1年生投げているのか!」…というより、「もう、1年生を使うのか!」。驚きました。 結果は、常総のコールド勝ちでした。
ちなみに、茨城の地区大会は、実力校の水戸葵陵、霞ヶ浦、水戸短大付属が敗れるなど、ちょっとした波乱が起きています。
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