2010年02月28日(日) |
キム・ヨナのスケーティングを文章にすると? |
『松坂世代』や『元・巨人』『白球と宿命』などの著者で知られる矢崎良一さんと、『輝け甲子園の星』の(元)ユキネー・樫本ゆきさんと、新宿で食事をしてきました。
いやぁ、勉強になりました。刺激をいただきました。 矢崎さんは、フリーライターとして、とても有名な方。ひとつひとつの話が、「なるほど」と思うものばかりでした。 じつはこの日が初対面。 ぼくの文章に対する感想もくださり、何より、目を通してくれていたことが嬉しいです。
印象に残った話はたくさんありますが、「そういう見方をするんだ」と思ったのが、女子フィギュアスケートの話。 「キム・ヨナより、浅田真央のような文章がいいよね」と。 キム・ヨナは誰が見てもうまい。でも、うますぎるというか、きれいにまとまっている。 浅田真央は、トリプルアクセルという爆発的な武器がある。文章でいえば、大きなヤマを持っている。
まさか、あの戦いを、文章に置き換えているとは…。樫本さんと二人で、そこに驚いてしまいました。 自分の文章はよく、「まとまっている」と言われます。「読みやすい」とも言われます。この間も、編集者から「きれいにまとまっているけど、まとまりすぎかも」というメールが…。 そんなこともあったので、「浅田真央のような文章かぁ…」と、矢崎さんの話しを聞きながら、あれこれと考えてしまいました。
ご飯を食べたあと、矢崎さん行きつけのバーに行ったところ、偶然にも、東東京の強豪高校の監督さんが! もちろん、矢崎さんのお知り合い。 ごあいさつをすると、「知っているよ〜」と、言ってくださいました。 嬉しかったと同時に、世に「名前」を出して仕事をしている責任を感じました。
*ユキネーさんのブログ http://blog.livedoor.jp/yakyubaka/
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