2010年02月16日(火) |
「野球ノート」は宝物(八日市場一中・神原先生) |
現在、発売中の『中学野球小僧3月号』。 http://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/
毎号連載している「私が新米指導者だった頃」に登場しているのは、千葉・八日市場一中の神原隆先生です。ただいま、ちょうど50歳。かつて、旭二中を率いて、全中出場の経験を持っています。
野球歴は、銚子商〜日体大。 銚子商時代は、左腕エースとして3年春にセンバツ出場。ベスト16に進んでいます。同期には中日に進んだ尾上旭、そして1つ上には宇野勝、2つ上には篠塚利夫…。銚子商、黄金時代です!
取材時、「これさぁ、高校時代のノートなんだけど」と、高校1年生のときに書いていた野球ノートを見せてくれました。表紙は若干黄ばんでいましたが、保管状態がよかったのか、中身はとてもキレイ。食い入るように読んでしまいました。 「銚子商の野球の掟」(だったかな)、勝つための●箇条のようなマル秘項目もあり、面白かったです。さらに、フォーメーションや戦術のサインについても触れてありました。
「あの時代にこんなことやっていたんだ!」と驚いたのは、右ピッチャーの一塁けん制を、サードのサインで行うというもの。サードが何らかの合図を送ったときに、一塁けん制を投げる。ピッチャーが一塁ランナーを見ていなくても、けん制をできるので、ランナーは引っかかりやすい。
ちなみに、神原先生は、日体大時代、佐相眞澄先生(川崎北)の1つ下。よ〜く、かわいがってもらったとか?! 同期には、三重・海星中の湯浅和也先生がいます。この春、初の全国大会出場を決めています!
で、驚いたのは、この1週間後に『ヒットエンドラン』の「練習クローズアップ」の取材でうかがった、高山市立中山中の橋本雅之先生が、日体大で神原先生と同期だったこと。 世界は狭いですね。いや…、日体大ネットワーク、恐るべしです!
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