2009年11月10日(火) |
軟式×硬式対談in平城中 |
奈良・奈良市立平城中へ。 ここの学校には、全国でも珍しく(?)、中学軟式、硬式の全国大会を経験した生徒がいます。平城中軟式野球部は全中へ、3年生の一人が所属している奈良シニアがシニアの全国大会へ。 というわけで、彼らに軟式・硬式について語ってもらいました。お互いのことをどう思っていたのか…。 詳しくは、12月10日発売の『中学野球小僧』に!
対談終了後は、グラウンドで練習見学。 監督の石山雅之先生は、近い将来、中学軟式野球を背負って立つのではないか…と、ぼくが勝手に思っている指導者です。たしか、ぼくと同い歳ですが、その落ち着きぶり、悟り具合はあきらかに年上(笑)。メジャーリーグのトライアウトも経験しています。 ここ3年連続で奈良県ベスト4以上に入り、2度の近畿大会出場。今年は、近畿3位で全中に出場しました。
大阪や京都に遠征に行くときに、「現地集合」にするような先生です。試合開始時間だけ伝えて、あとは自分たちで来い、と。 自分たちのグラウンドで練習試合をするときも、開始時間を伝えたあとは、生徒任せ。自主的に生徒が動いて、試合の準備をしています。
今日も、取材陣と話をしていると、その後ろで、選手が勝手にミーティングをはじめ、練習を終わらせていました。
練習にも工夫が凝らされています。 脈拍を取って、脈拍を基準にしてのトレーニングや、設定タイムにあわせて帰ってくるタイム走などなど。 脈拍は100が理想だとか。100を保ちながら、トレーニングを積むと効果があると。 設定タイム走は、「1分30秒」と決められたら、自分の体内時計と相談しながら、ゴールに向かう。選手によっては、1分で帰ってきたり、2分で帰ってきたり、誤差がさまざまだそうです。 「狙いは、子どもの感覚を鍛えること。脳が疲れてきます」
冬場の練習は17時まで。短すぎます。でもそんな環境で、結果を残しているのが素晴らしいところ。今度は、練習法の取材で足を運んでみたいチームです。
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