2009年02月14日(土) |
上一色中 いい表情で野球しています! |
東京・江戸川区立上一色中に行ってきました。
いつも思いますが、上一色中の選手たちはものすごくいい表情で練習しています(全国の指導者のみなさん、練習見学お勧めします!)。好きな野球に自主的に、前向きに取り組んでいる。今日もそんな光景を何度も見ました。 キャプテンが、西尾弘幸先生に、「次は何の練習ですか?」と聞きにくるのではなく、「次は○○をやりたいです」「○○をやってもいいですか」と聞きに来ていました。 西尾先生は、「もう若いころのように、上から怒ることはなくなりました」と、子どもたちの姿を温かく見守っていました。 印象的だったのは、選手同士で練習を止めてミーティングを始めていたこと。さらにさらに、水を飲むタイミングも選手たちが自由に決めていました。 カットプレーの練習が15分ほど続いた頃、選手に疲れが見え始めていました。遠くから見ていた西尾先生は「ここで練習を止めて、水を飲めたら立派!」。すると、選手はミーティングを行ったあと、自主的に給水タイム。こんなチームはめったに見ないですね。びっくりです。
いまのテーマは、「会話と伝達」だそうです。 一人に指示を伝えると、その選手が周りに伝言ゲームのように言葉を伝え、最終的には選手全員に指示が伝わる。当たり前のことですが、中学生はなかなかできません。上一色中も完璧とはいえないですが、それをやろうとしていました。
西尾先生は打ち勝つチームを目指しています。昨年は練習の9割近くをバッティング練習に割いていました。が、そういうスタイルのチームが日本一になったのは今まで見たことありません。けど、上一色中ならやってくれるんじゃないか…そんな期待を持てるチームです。
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