2009年01月19日(月) |
走りまくりの彦根J−Boys |
久しぶりに滋賀県へ。 軟式クラブ・彦根J−Boysの取材です。
結成4年目を迎えたまだ若いチームですが、昨夏に中部日本大会で準優勝を遂げるなど、年々力をつけてきています。 試合を初めて見たのは、その中部日本大会。もう、衝撃の連続でした。試合前のランニングは、どのチームよりも速いうえに足がぴったりと揃っている。さらに、一番感心したのが、フォアボールのとき、誰一人としてグラウンドにバットを置くことはせず、次の打者へ手渡しで渡す。チームとしてのこだわりを感じました。
チームを率いるのは池田茂監督。東洋大姫路のOBで、2年時に甲子園出場。3年時はキャプテンを務めた方です。社会人の大和銀行でもキャプテンだったそうです。 この池田監督がとにかく熱い! 夜中からお昼まで市場で働いているのですが、2〜3時間ほどの仮眠を取って、すぐにグラウンドへ。平日も17時半から21時まで練習しています。
今日の取材テーマは「走り」。 J−Boysは「とにかく走る」と、まわりの先生方に聞いたのが取材のきっかけでしたが、それはそれは思った以上の量でした。 100段の階段ダッシュを25本、200メートルの坂道走を20本などなど、冬場は1日15キロ近く走りこんでいるそうです。
そんな中でも、選手はいい顔をしながら走っていました。途中はさすがに苦しそうでしたが、ゴールが見えてくると、みんなで盛り上げて、最後はガッツポーズやハイタッチで喜びをわかちあっていました。
1期生は現在高校1年生。センバツ出場の可能性がある彦根東や東洋大姫路に進んだ選手がいます。1期生から甲子園出場となれば、チームもますます活気付くことでしょう。 2期生も近江、天理、大垣日大など、強豪への進学が予定されています。
この取材のもようは、2月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます!
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