本日は江戸川区立上一色学校(東京)に行ってきました。バッティングの取材です。 上一色中の監督さんは、西尾弘幸先生。前任の江戸川区立小松川第三中で関東大会出場の実績を持っています。 10年以上勤務していた小松川三中から上一色中へ移り、この4月で3年目。徐々にチーム力が上がってきています。昨秋は東京都大会ベスト8入り。バッティングが自慢のチームで、夏は間違いなく優勝候補に挙がるでしょう。
素晴らしい練習をしていました。 選手が自主的に動き、選手間で叱咤激励の声が飛び交い、西尾先生はどこにいるのか分からない…(笑)。というのは冗談ですが、「最近、怒らないようにしたんです」という言葉のとおり、昔の西尾先生とは(?)違いました。
選手同士の言葉がけが面白いです。 「やるかやらんか、どっちなんだよ!」とパートナーに檄を入れたり、どの選手も非常によくしゃべります。自分のことをよく表現できていました。
面白かったことが一つ。 チームの野球ノートを見ていると、「今日は取材が来るので、質問されたときにオドオドしないよう、しっかり答えられるように準備しておきます」と書いた2年生くんがいました。 そこまで書いてくれていたら、話を聞きましょう! 早速、「バッティングはどんなところに気をつけている?」「先生に教えてもらって、ためになったことは?」など質問すると、しっかりと答えてくれました。ありがとうございます!
また、ちょっとした有名人ですが、上一色中には「ちびまるこちゃん」や「バッテリー」に出演したタレントくんもいます。この子が、素晴らしいキャラクターなんです。すべての動き、言葉に心が入っていて、何かの役を演じているように見えたほど。役者魂を感じます(いまは野球一本で頑張っているんですが)。 何でしょうか、自己表現能力がほかの選手とは明らかに違うんです。いつも大勢の大人がいる中で演技をしているためでしょうか。違ったオーラが出ている!
彼を見ていると、演技の練習を野球に取り入れたらどうだろう、と思いました。自己表現能力が間違いなく身につくように思います。
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