みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2008年01月30日(水) ど真ん中投法

 1月18日に『高校野球小僧』が発売されました。
http://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/
 盛りだくさんの内容!
 佐相眞澄先生率いる川崎北に関する記事、沖縄尚学が日本一を飾った99年センバツ「沖縄尚学vsPL学園」の記事などを担当しています。

 今回、もっとも「へぇ〜」と思った記事は、常葉菊川高校の佐野心部長(浜松商〜専修大〜いすゞ自動車〜中日)が語るピッチング理論。わずか1ページの記事だったが、唸らされた。
タイトルは<「ど真ん中投法」理論>

 要約すると、
・9回裏同点、2アウト満塁2−3、キャッチャーが要求するのは「ど真ん中」
・アウトローや際どいところの練習をさせておいて、最後になって「ど真ん中に放れ」と言ってもピッチャーは投げられない
・インコースに投げたい場合、常に「ど真ん中」を練習しているピッチャーに比べ、アウトローばかり練習しているピッチャーは、リリースで調整する幅が大きくなる
・「ど真ん中」に投げる練習を続けると、ヒジの位置、体の捻りなど、いい投球フォームができてくる

 ベイスターズに入った田中健二朗には、「ど真ん中」の練習しかさせなかったという。練習の最後には、「10球連続、ど真ん中」を行う。初めてクリアできたのが、夏の甲子園の大垣日大戦前。それほど難しいことだそうだ。

 佐野部長は「高校生の段階で、目をつぶっても『ど真ん中』に放ることができてほしい」と語っていた。
 なかなか、考えさせられる記事でした。

 佐野部長には「フォーム作り」についても聞いてみたい。田中も、いまのエースの戸狩も、1年生ピッチャーの萩原も、目指しているフォームはみんな同じ気がするだけに、非常に興味がある。

 あの豪快なバッティングも気になる。どんな指導をしているのだろうか…。横変化には滅法強い。けど、神宮大会で明徳義塾の二番手投手のシンカー(?)にまったく合っていなかったのが気になるところ。タテ系変化には対応しづらい打ち方?




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