先日、慶応大学・加藤幹典投手の取材に行ってきました。取材は夕方から。練習後、昼寝をしていたそうで、少し眠そうな加藤投手。最初はローテンションでしたが、徐々に口が滑らかになり、プロへの思いや自身のピッチングスタイルなど、語ってくれました。 2週間前の慶大―法大戦ではさんざんなデキでした。ネット裏から見ていて、明らかにおかしい。ストレートは逆球が多いし、変化球はワンバウンドの連続。「ケガをしているのかな?」と思ったほどでした。 直接聞いてみると、「バッティング練習を続けているうちに、左手の親指のつけねを痛めてしまった」とのこと。そのため、「握力が思うように入らず、変化球はまったくダメだった」と話していました。東大戦も、明大戦も、同じような状況だったそう。 変な話ですが、それを聞いてちょっと安心。 フォームを微妙に変えている影響もあるようですが。
法大戦後はバッティング練習をやめて、早慶戦のために調整しているようです。もともと、「早慶戦」の雰囲気に憧れて、慶大を志望した加藤投手。今週末が、大学野球人生、最後の早慶戦になります。 これまでの成績は、 12試合5勝3敗 71.1/3回 防御率 3.15 (自分で調べたので、正確かどうかは不明) 最後にどんなピッチングを見せてくれるか、楽しみです。
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