今日は多賀城市立高崎中学校(宮城)へ。スコアブックの書き方・生かし方を、顧問の相原先生に取材してきました。 取材中、「野球に対する心構えとして、子どもにこんな資料を渡しています」と、A4、4枚の資料をもらいました。これが、野球だけでなく、人生にも通じる言葉がたくさんつまっていて、ドキリの連続。「しっかりと生きなければ…」と、思ったほどでした。 印象に残った言葉を挙げると、
●「ほんのちょっとでいいから」が命取り 「ほんのちょっとだけ休みたい」「ほんのちょっとだけ遊びたい」「ほんのちょっとだけ眠りたい」 その“ほんのちょっと”でダメになった者は数えきれない。その“ほんのちょっと”で負けていったチームも数えきれない。
●「できない」のと「やろうとしない」のはまったく違う 「できない」と思った瞬間に進歩は止まる。つまり「やろうとしない」から「できない」のである。
●理屈より体験 「試合」とは「試し合い」なのである。「試し合い」に「何を試すのか」がなければ体験とならない。
●「やめたい」と思っているときが本当に成長しているとき 部活が楽しいときはまだまだ遊んでいる時期。本気で取り組んでいるときは、必ず壁に突き当たり、挫折するはず。
●努力することは大切だ。しかし、努力した自分の姿に感動しているだけではむなしさが残る 「一生懸命やったからいいさ」と負けた試合のあとに言われれば、その瞬間は気が楽になる。しかし、負けた試合はもう戻ってこない。
などなど、ほかにも印象に残る言葉がたくさんありました。中学生のうちから、こんな素晴らしい言葉と出会えるなんて羨ましいです!
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