東海大翔洋中学校の弓桁義雄先生ら、お世話になっている先生方と、東海大学のキャンプに行ってきました。 キャッチボール、ノック、バッティング、投球練習、投内連係などを見ることができました。印象に残ったのはバッティング。どの選手も、ミートポイントが非常に近い。「いかに呼び込んで打てるか」をテーマにしているようです。 極端な意識としては、「軸足の前で打つ!」。西武の和田一浩のようなイメージです。そのため、東海大の伊藤栄治監督は「軸足の前で、リストターンすることを意識させている」と話していました。右打者であれば、左手の甲が地面を向いた状態になります。
また、全選手が真っ白いユニホームで練習をしていたことも印象的でした。中学や高校では、下は練習着、上はアンダーシャツやベースボールTシャツの選手が目立ちます。でも、東海大は全員が練習着でびしっと決めていました。Tシャツを見慣れているだけに、この光景が非常に新鮮! 当たり前ですが、帽子も全員がしっかりとかぶっていました。
さて、マネージャーに新入生名簿をいただきました。 東海大相模の小泉圭市、木更津総合の平野靖幸ら、ドラフト候補に挙がった選手に混じり、ちょっとびっくりの名前がありました。それは東京・桐朋高校の林祥央投手です。林は、03年秋の東京大会でベスト8進出を果たした右腕。日大三を完封し、注目を集めていました。140キロに迫るストレートが武器の投手です。 高校は05年の3月に卒業し、「大学はどこへ進んだのだろう…」と思っていましたが…。東海大にいるとはびっくりです。 すでにキャンプにも参加していました。名簿を見ると、183センチ63キロ。背は高いけど、周りの誰よりもヒョロヒョロしていて細い。本格的な野球からは1年間離れていますし、まずは体作りになりそうです。
東海大相模出身の堀内久大も久しぶりに見ました。昨年は投手登録でしたが、今季から内野手一本に専念するそうです。まだ、体が細いかなぁという印象…。 一昨年に大怪我をした横浜高校出身の荒波翔も、すでに故障は完治し、練習に参加していました。 ブルペンでは新田高校出身の新3年生、是澤秀太がすんごい球を投げていました。間近で見たからかもしれませんが…。
春に向けてのレギュラー争い、ローテーション争いがこれから本格的に厳しくなりそうです。
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