2005年10月31日(月) |
ピッチングと目の関係 |
元日本ハムの投手、今関勝さんにお会いしてきました。
「今関?」と聞いても、いまの中学生はピンと来ないかもしれませんが、今関さんは神奈川出身の34歳。神奈川県立大楠高校〜ウィンベースボールクラブ〜NTT東京を経て、93年に日本ハムファイターズ入団。96年にはオールスターにも出場。2001年から03年にはアメリカ独立リーグでも投げていました。現在は子どもたちへの野球指導、講演会での講師など、多岐に渡る分野で活躍されています。
この日の取材テーマは、「ピッチングと目」でした。今関さんは今年春から、目に関する研究を共同で重ね、10月には「スポーツビジョン研究会」で研究結果の発表もしました。詳しくは、公式HPに書いてある通りです(NEWS&TOPICSをご覧ください)。 http://www.personne.co.jp/masaru/
「キャッチャーミットをよく見なさい」とピッチャーなら、一度は指導を受けたことがあると思います。しかし、両目でずっと見ていると、左肩の開きがはやくなり、並進運動と回転運動のタイミングがうまくいかなくなってしまうことが多いとのこと。それを直すためには、両目で見るのではなく、右投手の場合、軸足で立ってからリリースまでは左目、リリースあたりから右目に切り替えて、フィニッシュでは右横目で見る。 このような「目の切り替え」が、障害予防、スキルアップにも繋がる、と今関さんはおっしゃっていました。 詳しくは12月10日発売の『中学野球小僧』で掲載されます。お楽しみに!
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