慶應義塾に行ってきました。
先週の準々決勝で桐蔭学園に敗れてから、昨日までの3日間完全オフだったそうです。今日から練習再開。 「去年の秋からずっと練習と試合が続いて、その間にテストもあった。休む暇がなかったからね、休養をあげないと」 上田誠監督の意向でした。 この日の練習は、約1時間のミーティングからスタート。これからの練習予定などを、じっくりと話したようです。 「これから春まで6ヶ月。腰を落ち着けて、じっくり練習できる。嬉しいなぁ。楽しみだよ!」と上田監督はほんとに嬉しそうな顔で話していました。
新チームから2番ショートを務める渕上仁にも、話を聞いてきました。 彼、野球センスもすごいですが、頭もすごいんです。山口、高尾ら、推薦組がレギュラーを占める中で、渕上は一般入試組。「推薦があることを知らなかった」と渕上はとぼけたことを言っていましたが…。 いまは、部員100名を超す野球部の中でも常にトップ3圏内に入る頭脳だとか。ちなみに渕上は末っ子ですが、長男は現役の医師、次男は医学部の大学院生。渕上も「中学の頃までは医者になろうかな」と思っていたほど。
上田監督もコーチ陣も、「大学でも通用する」と口を揃えていました。 しかし、渕上は「まだ悩み中。法学部に入って、弁護士を目指してみたいし、経済学部で経済を勉強したい気持ちもある。弁護士を目指すとなると、かなりの勉強が必要なので、野球はできない。う〜ん…、悩みますね」。 甲子園を目指している高校球児の言葉とは思えませんでした…。尊敬。
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