みのるの「野球日記」
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2004年07月16日(金) MAX138キロのドラフト候補 〜国学院大・梅津智弘〜

 国学院大のエース梅津(ウメツ)智弘投手の取材で、たまプラーザにある合宿所へ。国学院大といえば…、ワタシが入試で落ちたところ。しかも、1点差で落ちた…。当時にしては珍しく、国学院大は入試の得点をハガキで通知してくれた。法学部は1点差で、経済学部は遠く及ばず20点差くらいで落ちた。まぁ、ほかの大学に受かったので良かったんだけど。もし1点差で浪人していたら…と思うと、ゾッとする。

 梅津は191センチの大型サイドスロー。山形の上山(かみのやま)明新館高校出身。高2夏に県準優勝、高3春に県ベスト4を経験。国学院大進学後は1年春からデビューし、2年秋には完全試合も達成。ここまで東都二部で通算21勝を挙げている。この秋のドラフト候補のひとりである。

「大型サイドスロー」と書いてしまうと、速球派タイプで少々制球力の悪い投手を思い浮かべるかもしれないが(たとえば立命館大からヤクルトに入った平本など)、梅津の武器は多彩な変化球を組み合わせたコンビネーションと、抜群の制球力にある。ストレートのMAXは何と(!)138キロ。「第二はスピード表示が出ないんで良かったですよ〜」と冗談っぽく笑っていた梅津。スピードを求めるために、大学入学後、オーバースローへの挑戦も試みたそう。だが、「しっくりいかない」と、いまの形に落ち着いた。

 梅津と話をしてみると、しっかりとした投球理論を持ち、つねに自分で考え、上を目指して工夫している貪欲さが感じられた。取材の応対も非常に誠実。同行したカメラマンが「挨拶もしっかりできるし、すごい好青年ですね」と感心するほど。梅津は「高校の監督にも、いまの竹田監督にも、野球だけやっているような人間にはなるな。礼儀や挨拶もしっかりとできるようにと教えられてきました」と話していた。

 梅津は「小学生で野球を始めたときからプロを目標にしてきました。速い球が投げられなくても、プロに行けるところを見せたい」という。
 大学野球最後のシーズンとなる秋季リーグ戦は、約2ヵ月後の9月に開幕。一部の那須野(日大)と山岸(青学)もいいけれど、二部のエース梅津を見に、秋はぜひ神宮第二球場へ!
  


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