2004年03月18日(木) |
20日から静岡県中学選抜野球大会 |
20日から26日まで、第34回静岡県中学選抜野球大会が開催される。 組み合わせは↓ http://www.shizushin.com/spkikaku/cyugakuyakyu040217.html (静岡新聞HP)
岳洋中野球部のHP(http://homepage3.nifty.com/gakuyoybb/)に、抽選日翌日の静岡新聞の記事が掲載されている。 http://homepage3.nifty.com/gakuyoybb/page130.html
これを見て、びっくり。中学野球、しかも選抜大会の記事で(優勝しても全国切符を得るわけではない)これだけ大きな扱いとは…。神奈川新聞では、浜スタの全日本少年を除いて、こんな大きく中学野球を扱ってくれることはない…。まぁ、選抜大会が静岡新聞社主催という絡みもあるんだけど。
『野球小僧』編集部には静岡出身のKさんがいる。Kさん曰く「地元のテレビでも大会のニュースを放送してますよ!」とのこと。まぁ、これも静岡放送が主催に入っている関係があるが。でも、新聞、テレビが主催となり、中学野球を盛り上げているなんて、いいことじゃないですか。静岡の中学野球に対する熱が伝わってきます。 毎年8月に行われる『静岡交歓会』はサッカーの町・清水で行なわれるが、野球熱も負けてはいない! 刈谷東中の木野先生は「交歓会に行くと、静岡はサッカーではなく野球の町ということが分かる」と仰っていたが、ほんとにその通り。 編集部のKさんは、小学校高学年のとき、地元の中学校が全日本少年に出場したとのこと。その学校を応援するため、地元の人たちはマイクロバスを借りて横浜まで駆けつけたという。こういう話を聞くだけで、中学野球に対する熱を感じます。
なお、全中の優勝回数が最も多い都道府県は静岡(高知と並び)なのです。第1回全中を制したのも静岡の中学。ちなみに神奈川は1回です…。
<静岡> ■昭和54年 三ケ日中 ■平成 6年 東海大一中(現東海大翔洋中) ■平成 8年 吉田中
<高知> ■平成12年 明徳義塾中 ■平成13年 明徳義塾中 ■平成15年 明徳義塾中
明徳中、すごすぎ…。ありえん!
選抜大会は優勝すると、全日本少年の支部予選が免除され、県大会から出場できる権利を得られる。前評判では昨秋の県大会を制した東海大翔洋中の評価が高いもよう。昨年の全中を経験した左腕エースの大村豊、1番セカンドで出場していた村松大地(現主将)と旧チームからの主力が残る。大村は全中で初めて見て、本当にいいピッチャーだと思った。7〜8割がストレートで、剛球というよりはキレで勝負するタイプ。「カーブはまだ投げさせる段階ではない」と弓桁先生は話していたが、これで変化球もマスターし始めたらどんな投手になるのか…そんな楽しみを抱いた。
そんなわけで、中学野球も本格的に大会が開幕。8月20日から行なわれる茨城での全中、8月23日からの横浜での全日本を目指した戦いが始まります(ちなみに、来年の全中は静岡開催です)。
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