今日は野球に関係ない話……。
取材に行くと、応接室など個室に通されることが多い。そこで大変高い確率で出てくるのがコーヒー。アイスのときもあれば、ホットのときもある。ブラックの缶コーヒーのときもある。 コーヒー。飲めないんですよ……。飲むと体調が悪くなります。お腹がゴロゴロ……、トイレが近くなります。といっても、せっかく出して頂いたものを断ることはできず、チビリチビリと口に入れる。コップで出てきた場合は、残してもあまり失礼ではないが(根拠はないけど、なんとなく)、缶の場合は残すとマズイ! と勝手な思いがある。 でも、何でコーヒーなんでしょう。ほかの会社に行って打ち合わせするときも、まず出てくるのはコーヒーです。一番好きな飲み物はココアなんですが、ココアが出てくることはまずありません。当たり前?! 何で? 勝手な想像をすると、会社の場合は、まず間違いなくコーヒーメーカーがあるので、コーヒーを作りやすいんでしょうね。以前、働いていた番組制作会社にも、コーヒーメーカーがありました。どこのメーカーのか忘れましたが……、たまにほかのメーカー(ユニマットなど)が売り込みに来る姿も見られました。 コーヒーを普段飲まないと、困ることがひとつ。コーヒーメーカーの使い方が分からない……。「常識がない」と言われればそれまでですが、本当に分からない。製作会社で見よう見真似で覚えたが、もう2年前のこと。多分、忘れました。 そして、インスタントの場合作り方もわからない。作り方というか、適量ですね。どのくらいの量が適当なのか、分からないんですよ。
小さい頃、両親がコーヒーを飲むのを見ていて、「コーヒーが飲めるようになったら大人」と感じていました。その思いは大学生になっても変わらず、いまも持っています。ついでにいうと、ワサビもダメ。甘党なので、辛いのがダメなんです。まだまだ、大人になりきれていないということでしょうか。 まぁ、ワサビがダメというので、これまでの取材で困ったことはないけど……、ライターとして生きて行くのを考えたとき、致命傷なのが「地図を読めないこと」。何度か先生方が運転する助手席に乗せてもらっていますが、地図を渡されると頭がパニックに! ナビの役を頼まれたのに、「あ、曲がるところもう過ぎてしまいました!」と言ったことが何度か……。そもそも、自分が車を運転しない(できない?)ので、読み慣れていないのでしょうか。コーヒー以上に、こっちの方が先行き不安です。地図が読めない=方向音痴でもあります。
取材に行く機会が増えるにつれて、思うこと。 当たり前のことだけど、「常識」を備えていないといけない。先日行った取材では、ちょうどお昼時ということもあり、「カツ丼」が出ました。監督さんの側で食べるカツ丼。気を遣ってくれたのか、途中で席を外してくれたのでホッとしたものの、何か見られているんじゃないか、試されているんじゃないかと緊張。 というのも、箸の持ち方が変なんです。これはもう、ずっと言われてきたことで、自覚しています。でも、世間一般で「正しい」と言われている持ち方で食べると、うまく食べられない。そのため、この歳になっても独自の持ち方。 「コイツ、箸もちゃんと持てないのか。そんなヤツの取材は受けんぞ!」と監督が思うかもしれない。いや、そんな理不尽なことはないと思うけど、絶対に有り得ないとは言えない。そんなことを考えると、「常識」というか、失礼のないように何事もこなすことを意識すると、緊張の連続になります。
社会に出る前に、常識を身に付けておくべきだったと、最近思うのです。
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