みのるの「野球日記」
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2003年10月03日(金) 関東大会出場かけ・・・明日準決勝

 来春センバツの予選ともいえる高校野球秋季大会。
 昨日、茨城と埼玉で準々決勝が行われ、関東地区のすべてでベスト4が出揃った。土曜日に準決勝が行われ、関東大会への出場校が決まる(*開催県の埼玉は3校枠のため、日曜日に3位決定戦がある)。

 ここまでの顔ぶれを見ると…、夏の優勝校・常総学院は昨日、水城にまさかの敗退。春の準優勝・横浜も4回戦で横浜隼人に延長で屈した。そして、埼玉では浦和学院が埼玉栄に敗れ、山梨では東海大甲府が日本航空の前に散った。正直言って、どの高校が強いのか、どの県がレベルが高いのか……全然わからない。秋の大会はそんなもの。

 個人的に注目しているのが、千葉の市立柏と神奈川の横浜商大。
 市立柏は今春就任したばかりの福島新監督のもと、夏の県大会ベスト4、この秋も同じくベスト4に進んできた。福島監督は中学校から移ってきた先生で、以前指導していた田中中(千葉)では千葉県大会2連覇を達成。平成5年には関東大会準優勝となり、全中にも出場している。
 千葉は「中学校→高校」と指導の場を移すのがブーム(?)なのか、近年かなり目立つ。松戸六中から市立船橋へ移った、石井忠道監督をはじめ、市立松戸の監督も転進組だときく。中学校で実績を残した先生が、高校でどんなチームを作り上げ来るのか。市立柏の野球を、ぜひ関東大会でみたい。
 
 もうひとつの注目は横浜商大。
 甲子園を経験したことが、これほどにまで「自信」になるのか、と思うくらい、試合運びに落ち着きがある。野手は甲子園でも5人がスタメン出場していたため、チーム編成はさほど変わらない。大きく変わったのは、エースの座。大黒柱の給前から、「逸材」の呼び声高い田澤へ。だが、その田澤が県大会では今ひとつのでき。身体の状態が万全ではなく、思ったような調整ができていないと聞く。金沢監督も、「田澤はこんなものではない」という。明日の藤嶺戦も、たった1週間で身体が良くなるとは思えないので、「悪いなりに」のピッチングになると思う。
 関東大会は1ヵ月後の11月1日に開幕。まずは出場権をとって、万全の体調で関東に臨んで欲しい。そこで「逸材」といわれるピッチングを見たい。

 というわけで、以下が各県の準決勝の組み合わせ。
 文星芸大付、残ってますね。泉(ヤクルト)の弟を見てみたい。
 埼玉は、「栄」がつくチームが3つ。佐藤栄学園、すごい(何が?)。
(↑と書いたあとに、「春日部共栄は佐藤学園系列ではありません!」とメールを頂く。というわけで、佐藤学園系列は2校でした。失礼しました)

 ちなみに東京大会は明日開幕。どこが強いのかまったく分からない……。
 毎年混戦といわれるが、過去6年の結果を見ると、日大三と国士舘が3度ずつ優勝。今年もこの2校のどちらかか?

<茨城>
水城vs下妻二 土浦湖北vs水戸短大付

<栃木>
作新学院vs足利工大付 文星芸大付vs国学院栃木

<群馬>
高崎商vs桐生第一 前橋工vs高崎工

<千葉>
拓大紅陵vs千葉商大付 市立柏vs我孫子

<埼玉>
埼玉栄vs花咲徳栄 聖望学園vs春日部共栄

<神奈川>
東海大相模vs横浜創学館 藤嶺藤沢vs横浜商大

<山梨>
日大明誠vs甲府一 日本航空vs甲府工


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