みのるの「野球日記」
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2003年05月04日(日) キャッチボール

 先月中旬、少年野球の指導者に話を訊くため、東林小学校へ行った。翠ヶ丘少年野球団とグリーンズターズというふたつのチームが、練習をしていた。翠ヶ丘は、東林中から桐光学園へ進んだ清原尚志が小学生のときに在籍していたチームである。
 話を訊いたのは、相南ジュニアーズのコーチ。年齢は60歳中盤。もう20年以上、少年野球を指導しているとのこと。ちなみに、相南ジュニアーズは、東海大相模で活躍した筑川利希也の出身チーム。東林地区では、常に1、2位を争う力を持っている。東林中の現在のエースも相南ジュニアーズの出身である。
 そのジュニアーズのコーチは、法政二高出身で、何と高校の第2回全国軟式野球大会(正式名称は不明)の出場経験あり(何年前の話だ??) いまは少年野球を指導する傍ら、草野球のエースとして投げているらしい。サウスポーから繰り出す、七色の変化球が武器とのこと。シュート回転をかけたり、カーブ回転で少し抜いてみたり、ちょっと手首の角度を変えるだけで、微妙な変化を付けている。「老獪なピッチング」というのがぴったりだ。見たことないけど……、多分そう思う。

 話が終わると、自然に「キャッチボールやろうか」と、60歳以上のおじさんとキャッチボールをすることになった。グリーンスターズの子供のキャッチャーミットを借りて、いざキャッチボールへ。
 キャッチボールするのは何ヶ月ぶりだろうなと思いながら、ボールを捕球する。これが、結構怖い……。いままで25年間、感じたことのない怖さだった。「回転がいい」というのは、このことなんだなぁと思った。自分のミットめがけて、大げさにいえば、ボールが唸りをあげて、向かってくるような感じ。しかも、随所に変化球を交えてくるものだから、怖さ倍増であった。

 比べていいのか分からないが、東大のある選手が、最初に松家とキャッチボールをしたとき、「怖さを感じた」と話していた。それを訊いたとき、「キャッチボールで怖い? ピッチングじゃなくて?」と訊き返した覚えがある。自分自身、キャッチボールでの怖さは今まで感じたことがなかった。

 この日は、コーチとキャッチボールしたあと、今度は東林中の前チームの主将(彼も相南ジュニアーズ出身)とキャッチボール。タテカーブの投げ方を教わった。そこで、生まれて初めてタテカーブの感覚を知ったものだから、結構嬉しかった。

 そして、先週末は、横浜駅近くのハマボール屋上にあるバッティングセンターへ。1年半ぶりくらいにストラックアウトに挑戦した。3ゲームやって、最高成績は5枚抜き。いつになったらパーフェクトを達成できるのだろうか……。バッティングセンターを出るとき、「そういや、タテカーブを試さなかったな」と後悔。
 翌日、体中の筋肉痛がひどい。しかも、その日以降、4日も続いた。仕事場では、「野球ヒジだ」とちょっと自慢げに(?)アピール。
 
 ここ7年ほど、野球は見る専門。だから、走るのはイヤだけど、ピッチャーとして投げてみたいなと、1年に5回ほど思う。仕事場のデスクの上には、なぜか最近硬式ボールが置かれてある。時間が空くと、硬球を握り、「カーブはこう手首を返して……」「ツーシームはこの握りで、中指に力を入れる」、イメージしているだけで楽しくなってくる。
 
 一度でいいから、現役のプロ野球選手とキャッチボールをしてみたい……。


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