2002年03月24日(日) |
1年松浦決勝打!(法大vs亜大レポ) |
法政大学と亜細亜大学。強豪同士のオープン戦が法政大グラウンドで行われた。 先発はともにドラフト候補の土居と木佐貫。恥ずかしながら、ふたりの投球を見るのは今日が初めて。まず度肝を抜かされたのが、法大土居のスライダー。バックネット裏、位置としてはキャッチャーの真後ろから見たのだが、文字通り切れ味鋭く横にスライドする。数少ない観客からも、どよめきがあがるほどだった。 対する木佐貫は立ち上がりこそ、コントロールにばらつきがあったが、中盤からは力を発揮。186cmの長身から投げ込むストレートとフォークボール(真後から見たのでハッキリとは分からない。でも多分フォーク)で、凡打の山を築いた。3回から5回にかけては5者連続、7回には3者連続の 三振を奪った。(ふたりの投球成績は下記参照) 打線はお互いのチームの4番を松坂のチームメイトが務めていた。法大は全日本候補のサード後藤。亜大はキャッチャー小山。松坂だけでなく、他のチームメイトもすごかったんだ、と改めて思い知らされる。だが、この試合ではともにノーヒット。良いところはなかった。特に後藤はちょっと心配。先日の東海大とのオープン戦でも快音が聞かれず。「下級生の頃が一番良かった」と言われないように、頑張ってほしい。 試合は亜大のスタメンに抜擢された1年生コンビが光っていた。1番松田と5番松浦だ。1-1の同点で迎えた9回表。先頭の松田がライトオーバーの二塁打で出塁。観客の話を盗み聞きすると、前の試合でも松田は活躍していたとのこと。リーグ戦でも1番レギュラーで出場が濃厚か。 2アウト1.3塁で打席に立ったのは、甲子園でも活躍した明徳義塾出身の松浦。1年にして早くも5番を任されていた。カウント0-2からストレートを狙い打ちし、ライト前への決勝タイムリーヒット。ヒットはこれ1本だったが、打席から放つ威圧感は大学レベルでも際立っていた。
亜細亜大学 7 松田①(中京大中京) 4-1 6△福田②(波佐見) 2-1 1点 8△佐々木④(徳島商) 4-1 2 小山④(横浜) 2-0 3△松浦①(明徳義塾) 4-1 1点 5 柴垣④(川之江) 4-0 D△荒川②(岩国工) 3-0 9 荒崎②(高岡商) 2-1 H 川本②(崇徳) 1-0 9 阿久津①(佐野日大) 0-0 4 山下④(桐生第一) 3-1
P 木佐貫④(川内) 9回 6安打 10三振 1四球
法政大学 7 △サカヤ?(九州学院) 4-1 4 渡辺③(三重海星) 3-1 4 門間④(法政二) 1-0 6 沢村④(熊本工) 3-0 5 後藤④(横浜) 4-0 3 人見④(東北) 3-1 9 △伊藤④(福岡大大濠)3-2 R8 普久原②(桐蔭学園) 0-0 89△長崎④(広島商) 2-0 2 新里③(浪速) 3-1 1点 D △金井④(中京大中京)2-0 H △藤田②(大成) 1-0
P 土居④(高知) 8回 4安打 7三振 1四球 △岩浅②(広島商) 1回 2安打 1三振 1四球
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