二日続けてのソープ体験から、実はもう一つ重要なこと、 とってもとっても重要なことを学んだ。 それは、「勘違いしちゃだめだよ!!」ってこと。 この話はあまりに恥ずかしくて思い出すのも赤面ものだけど、 自戒のために書くぞ!
「わたし濡れにくいんやんかぁ、でも今日はすごく濡れちゃった。」 「いままででいちばん気持ち良かった。」 「好きだからしてあげたくなっちゃう。」 「私本名ゆみか言うねんか」 これ全部 個室で言われた事なのだけれど、全部真に受けてしまった。 あー恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。 どっかに穴ない? まあ若かったしな。笑ってください。
最後のセリフはメールアドレスを聞いたときに女の子が言った言葉。 「メールアドレス思い出せるかなあ... あ、ちょっとまって、思い出せるかも知れない。 私、本名ゆみか言うねんか...」と続いた。 結局プロバイダの名前とアカウントのyumikaまでは 思い出してくれたけど、正確なドメイン名までは思い出せなかった。 俺のメールアドレスを教えて、きっと連絡ちょうだいねってことで別れた。
しかし数日たっても連絡こない... インターネットで検索して、教えてくれたプロバイダの ドメイン名、サーバ名を調べて、 そのプロバイダの全てのメールサーバのyumikaさんに 手当り次第メールを送ってしまった。 もちろん、簡単に事情を添えてね。 あーしかしバカなことしたもんだ。 しかし、待つこと1週間、返事が来たんですよ。 「お返事遅れてごめんなさい。お仕事がんばってくださいね。」 ってな感じの短い返事だったけれど。
それに返事を書いたけど、また返事がこなかった。 しばらくして、もう一通送ってみると、それに返事がきた。 「前のメールは他の友達と間違って送ってしまいました。 謝らなければと思っていましたが、ごめんなさい。」 だって。ハハ。 他と間違いようの無い内容だったぜ!どう考えても!!名前も書いてたし!!! ショックだったー、馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ。 たぶん、本人に届いていたんだと思うんだけどなあ。 Fromヘッダに書いてあった名前は「ゆみか」じゃなかったから 「ゆみか」ってのはたぶん本名じゃあないんだろうね。 別にそんなことは良いのよ。 その断り方がショックだった。 やっぱりお客とはお客さんとしてつきあおうってハッキリいったら言いのに!
その後俺は東京に行くことになって京都から離れたのだけど、 雄琴ソープの総合サイトを時々チェックしていた。 東京に来て数カ月のある日、 そこの掲示版でその子が辞めたことを知った。 他に移籍したようでもなかった。 彼女が雄琴にいたのは、わずか 3、4カ月だったってことになる。
「どうしてこの仕事を始めることにしたの?」と聞いたら、 「男の人の遊びに興味があったし、時間の短いヘルスなんかだと お客さんのことよく知ることできないから...」 ってなふうに答えていたけど、まあそんな動機でソープ 始めるなんてちょっと考えにくいよな。 まあいろんな人がいるから分からんけど。 でも、結局半年もいなかったってことは、 それほど切実な事情があったわけでは無かったってことか。 はたまたソープではどうしても体が持たなかったのか。 今となっては知るよしもない。
彼女に入った時には既に東京行きが決まっていたから、 もうおそらく会えないかもとは思っていたけど、 2回目は楽しく終えることができたのもあって、 また京都に来た時に会いに来れたらいいかなとも思っていた。
「わたしのこと忘れないでね。」 「なかなか割り切れるもんでもないんだよ。」 「おっぱい東京に持っていく? 私を連れていってくれる?ってことだけどさ。」 などなど彼女の発言を思い出すけど、 俺は彼女の記憶のどこかにいるのだろうか。
個室での女の子との出会いは一期一会ではかないものである。 お金を払い、その分のサービスを受ける。 それ以上でもそれ以下でもない。 遊びが終れば日常に戻ってまた仕事に集中する。 勘違いして入れ込むのは言語道断である。 執着するのは愚かである。 良かったらまたお金を払って遊びに行けばいい。 そのために優しくもし、楽しく会話もしてくれるのだから。 遊びにいけばまた楽しい時間が過ごせる。 それでいいのだし、そうあらねばならない。 しかし女の子もいつまでも仕事を続けているわけではない。 遊びに行こうと思っているうちに辞めてしまうなことはいくらでもある。 そんなときは寂しいが、それはまたそれでいいじゃない。 女の子がどこがで元気にやっていることを願って また良い遊びをすればいいじゃない。
過去を振り替えって自戒の念を強めるのでした。
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