(仮)日記
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2007年04月01日(日) 蟲師






観る予定はなかったが、友人にちょうどよく引っ掛かってしまったので(笑)観ることになった。タイミングよく1000円で観られるとなればまあいいかと。
原作が好きでしたね。大学時代に友人に貸してもらって読みました。第一巻の緑の坐がいちばん印象に残ってるような気がする。

映画を観ていると、なんだか原作の面影を探しているような気になりました。懐かしい。

原作にはない設定が付け足されていて、それが微妙といえば微妙。

ギンコがあんなに人間らしく笑うところなんて初めて見ました(笑)
それを言うならその前に、無精ひげのあるギンコなんて想像も出来なかったけど。まあこれはオダジョーがやるからには仕方のないことなんだけど。彼のあの髭はむしろ好きですから。ただ、ギンコに髭があるっていうのが違和感を感じるというかなんというか。

ギンコと探幽さんがあんなに好い仲だったことも初めて知りました(笑)
別に無くても良かった設定だろっていうか。
原作ってこのあたりどうだったっけ? 二人の色恋話なんてホントに興味なかったから覚えてない。探幽さんてもっとキリっとしてかっこよいイメージが根付いているんですが私の記憶違いですか。

ギンコと常闇の話もうろ覚えなんですけど、や、ギンコと常闇については覚えてるんだけど、ぬいに関してが明確でないです。あんな話あったっけ?映画独自のストーリーですか?と疑問のまんまです。

映像は綺麗でした。大友監督だからCGはがんがん使ってくるんだろうとは予想してたのでそれほど違和感もなく。
虹よりも、オープニングの蟲の方が私は好きだったなあ。

ギンコをオダギリジョーが演る。それってどうなの?とは思っていましたが。
映画と原作を切り離して考えるのがよいかと。
映画版蟲師のギンコは映画のギンコであって、設定や背景は一緒だけれど違うものですね。
それでいくと、オダギリは非常によかったです。



結論。
人間味ある、優しく笑うギンコが観たければ是非どうぞ。






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