.絆。


こんばんわ。
換気扇の音が気になる24時です。
台所の匂いが気になる夫との闘いの日々です。
私はリビングのたばこの匂いのほうがもっと気になるのに。
毎晩ウィーーーーーーーーーーーーーーーンと換気扇を回してます。
耳が耳が耳が・・・いたたまれません。

今日買った白ワインめっちゃおいしくて1本あけちゃいそうです。
後1杯分しかない。うぅぅぅぅぅぅ。やめておこう。
それにしても酔えない。

この前、助演男優賞で渡辺謙に勝ったことで有名なティムロビンスの
「ミスティックリバー」観ましてン。(以下ネタバレになりそう!要注意。)
またしてもまーっくらやみの映画だなぁ〜と見た直後に感じたんだけど、
この映画には、時間がたち、「言葉ではない絆」が描かれているなぁ〜と深々と感じました。

踏み絵。そんな感じ。
少年時に受けた誘拐、そして性的虐待。
ある日おきる友人の娘の殺人事件。

「俺じゃない。」

そう訴えるデイブ。
その言葉を信じたのは、「あいつは友達じゃない」と言い放った
旧友ショーンだけだった。

被害者の父、ジミー。妻セレステ。彼らはいつもデイブに優しく接していた。
妻もデイブを愛していた。


でも・・・・2人は彼を信じきれなかった。


ジミーの妻は言う。「バカな女ね。夫を売るなんて。」
何がおきてもゆるぎない夫への愛。
たとえそれが許されざる罪であっても。

言葉って、なんてたやすいんだろう。
言葉って、なんて薄っぺらいんだろう。

「あいつは友達じゃない。」

この言葉の裏に、絶対的な信頼が隠されていると誰がわかるだろう。


私がこういう事件に巻き込まれたとき、
何人の友人が私が無実だと言い切れるだろう。
そして何人の友人が私を罪人と思うだろう。
そして私は、友をそして夫を、子を信じきれるんだろうか。

「俺じゃない。」という言葉と重なる偶然に。





2004年02月12日(木)


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