加藤のメモ的日記
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2023年05月20日(土) |
信じてはいけない、健康診断・医者・サプリ |
多くの人が自分の健康状態を把握するために、「健康診断」や「人間ドッグ」 を受診しているだろう。そして診断の結果、「基準値」を超える数値が出ると薬を飲み始める。しかし、何も考えずにそのサイクルを続けていいのだろうか。
歳を重ねるほど、健康に気を遣うようになってくる。年に一度の「健康診断」「人間ドッグ」の結果で特に気なるのが各検査項目の「数値」だ。「基準値を超えていないか」とついに神経質になってしまう。基準値オーバーなら医師から「再検査」や「経過観察」が告げられたり、生活習慣病と診断されれば「薬」による治療が提案される。一度、服薬生活が始まればそれは長年にわたって続いていく。
なかでも日本人の多くが気にする数値といえば血圧だ。2019年に5年ぶりに改訂された「高血圧ガイドライン」では、成人の高血圧の上(収縮期)の基準は 140と厳格化された。治療による降圧目標は180未満とより低く設定されている。日本高血圧学会が定めるこの基準について「厳しすぎる」と指摘するのが、医学データ解析に詳しい東海大学名誉教授の大橋洋一氏だ。
「そもそも血圧は測ったその時のもので、季節によっても違うし、1日のうちでもかなり変化します。『白衣高血圧』の言葉があるように、医師や看護婦の前など病院んで測ると緊張などのため高く出がちであります。最近は『家庭血圧』を気にするほうが重要だと考えていて、それが世界的な流れでもあります。
では、「上が130未満」の降圧目標はなぜ設定されたのか。大橋氏が続ける。「1983年の厚労省
ポスト 10.28 P92
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