加藤のメモ的日記
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| 2023年02月24日(金) |
薬をやめれば100歳まで幸せ �� |
6種類以上の薬を飲むと「転んで」死ぬ
「9月末の朝、日課の散歩に出ていると、突然、視界が歪んで倒れてしまいました。幸いケガはなかったのですが、心配になって病院で診察を受けたら、医師に思いもよらぬことを告げられました。薬の飲み過ぎで低血圧になって、倒れたのではないかと言われたのです」そう語るのは東京都在住の金谷正樹さん(仮名・76歳)。高血圧を抱えていて、50代の頃から就寝前人は必ず、降圧剤のヘルペッサーを飲んでいたという。70代になってから、だんだんと手足のむくみが気になるようになった。いつもの医師に相談すると、利尿剤ラシックス(フロセミド)を処方された。
「しかし、今度は利尿や食欲不振、痛風の発作まで出てきました。これまで通っていた病院が信用できなくなり、隣町の大学病院まで診察に行くと、高カルシウム血症、高尿酸血症の症状がでているといわれ、抗コリン薬、ビスホスホネート製剤、利尿降下薬をもらいました。便秘や下剤、睡眠障害などの症状も現れ始め、気づいたら7種類の薬を飲んでいました」(前出・金谷さん)このように高血圧を治療するために一つの薬を飲み始めたら、いつの間にか、薬の種類がどんどん増えていくことはよくある。
同様に糖尿病を抱えている人も薬を飲み過ぎてしまう場合が多い。糖尿病治療薬に加えて、降圧剤、脂質異常症治療薬などが同時に処方されることが多いからだ。2017年に厚生労働省が行った調査によると4人に1人の高齢者が、一か月に同一の薬局から7種類以上の薬を受け取っていた。
「肝臓と腎臓の働きが弱くなっている高齢者は特に注意が必要です。肝臓の働きが悪くなれば代謝機能が衰えます。肝臓で薬の成分を分解する力も弱まり、薬の効果が強く出過ぎてしまう。また腎臓が衰えたことで血中に残った薬剤の成分も体外に排出しにくくなっています。つまり、身体の中で強く薬が効いた状が続いてしまうのです」(薬剤師・歌川久美子氏)
日常的に6種類以上の薬を服用する「ポリファーマシー(多剤服用)」に陥ると、予測不能の副作用が生じるリスクが格段に高まることはよく知られている。そして、それらの副作用によって引き起こされる最も恐ろしい結末が「転倒」だ。
転倒リスクが40%増
ポリファーマシーがいかに転倒を引き起こしやすいかを調べた研究がある。2012年に東京大学医学部付属病院老年病科が入院患者2412名を対象に行った調査では、服用している薬が5〜6種類になると薬を何も飲んでない人に比べて、転倒のリスクが40%も高まると報告している。「転倒で足の付け根の大腿骨が折れてしまうと、長期間ベッドで安静にする必要があるため、その間に認知機能や筋力が衰えて寝たきりになってしまうことが多い。そこから急激に体調が悪化してなくなってしまうケースもよくあります」(国際未病ケア医学研究センター長、石井氏)
薬の種類が6種類以上の人は、今すぐ減薬を検討したほうがいい。
『週刊現代』10.15
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