加藤のメモ的日記
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2014年07月16日(水) 死刑と懲役 ��

死刑と無期懲役の間

死刑と懲役の違いは死ぬことと生きることであり、天と地ほどの差がある。しかし、判決を下すうえでの基準はない。死刑制度がを7割もの国民の多くが支持しており、被害者感情からも廃止できないとする説明があるが、今の裁判では被害者感情なんていうものはまるっきり無視されている。量刑は裁判官の気分次第と思えて仕方ない。ある地方で起こった母子殺人がいい例である。乱暴されて惨殺された妻、生後11か月の女児も殺害された。まったく非のない妻子の無念さを訴える夫は、犯人の極刑を願った。当たり前のことだ。

しかし、夫の叫びと願い、善良な国民の期待は見事に裏切られた。地裁の3人。高裁の3人。計6人の裁判官は神のような顔をして無期懲役を言い渡した。犯行当時、犯人が18歳の少年だったということが死刑判決を避けた理由だったのか?冗談じゃない!男なら結婚年齢の18歳以上は成人にすべきだ。18歳、19歳少年として少年法で守っている国は欧米にはない。

私が知る限り、裁判官が刑罰の執行状況を見に刑務所に来たことは一度もない。懲役刑がどんな刑罰化実態を知らない裁判官は、『無期懲役』が死刑に匹敵する重罪だと思っているのだろう。もし、今の刑務所を被害関係者と善良な国民がみたら驚くだろう。そこには、受刑者さまさまの世界であり、不良受刑者が大手を振って生きているところになっているのである。


『死刑と懲役』坂本敏夫・元裁判官


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