加藤のメモ的日記
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UFOによる人間誘拐はマスコミを通して日本でも知られているが、多くの場合は科学的な調査が行われることもなく、興味本位の揶揄的な紹介をされてきた。UFOによる「人間誘拐」の問題に対して、アメリカでは著名な学者による真剣な研究が行われており、多くの本が出版されている。ハーバード大学医学部教授J・マック教授は次のように警告している。
「我々人間は、はるか以前から宇宙人によって監視されてきた―。そればかりか、今も多くの人々が彼らに誘拐され、さまざまな医学的処置を施されたうえ、人類と彼らの混血ベビーがつくられている―」博士の調査では、誘拐事件の被害者は人口総数の5.5%に及ぶ可能性があるという。全米で1100万人もの人が宇宙人による誘拐の経験があるという。ちょっと信じられない数字だが、膨大な人数である。
ジェイコブ博士の報告によると、体験者たちには人種や年齢、職業の区別はまったくない。誘拐体験者たちは互いに面識がないにもかかわらず、証言は非常に細かなことや特定の要素までパターンが共通している。証人たちが口をそろえて描写する宇宙人の姿は、身長120センチぐらい、小柄な体で手足が異常に長く、頭部が異様に大きい。
皮膚の色はグレイか青白色。目が不自然に大きく、白目の部分がない。耳、鼻、口などは小さく、今では一般にもおなじみになった、「グレイ」と呼ばれる宇宙人に酷似している。共通する「一次体験」のパターンは、凝視、身体検査、泌尿器や性器に関する処置。「二次体験」のパターンは、」機械による検査、視覚的な処置、混血児たちとの接触。
そのほかのパターンとして、さまざまな身体的な処置(インプラントなど)や精神的なイメージ操作、性的な行為などがある。ジェイコブス博士によれば、人間誘拐の目的には「人間と異星人との混血児の孵化といった一種の繁殖計画が存在するように想われる」と言う。それが事実だとすれば、我々人類にとっては実に不気味で深刻な問題を含んでいる。
私たちの目に触れないところでエイリアンたちは秘密裏に、不気味で大規模な異種・異生物間の交配計画を進めていることを博士は明らかにしつつあるからである。ジェイコブ博士は次のように言い切っている。
「とんでもないこと、実に不気味なことが現実に起こっている―それも近い将来に、私たちすべてに深刻な影響を及ぼすかもしれない何かが―。物的な証拠はなかなか集まってこないが、それでも徐々に増えてきている。現在では何を探せばいいのかわかってきているので、遠からず反論の余地のない証拠が発見されるだろう」と。
また、ジェイコブ博士は、アブダクションの目的を次のように推定している。「エイリアンの人間誘拐の究極的な目的は何なのか、あるのは遺伝子操作で創られた赤ん坊に関するじれったいほどわずかな手がかりだけである。しかし誘拐体験者たちの話から、おぼろげながらも彼らの目的が浮かび上がってくる。誘拐の主な目的は新種の子供を創ることにあるらしいが、まだ究極の目的は人間には知らされていない。
アブダクション体験者はその記憶が消されていることが多く、逆行催眠によってはじめてその事実が明らかになるのが一般的なケースだ。どうやら誘拐者たちは、人為的に記憶情報を操作しているらしい。だから私たちは「自分の知らない間」に体に何らかの処置を施されている可能性があるのだ。
最新の情報として、誘拐体験者の体内からインプラント(移植された物体)が摘出されたという報告がある。カリフォルニハ州のロジャー・リア外科医は、1995年から宇宙人の移植と思われる7件の体内インプラントの摘出を行ってきたが、」テキサス州に住む女性の親指からT字形やメロンの種のような形をしたインプラントを摘出したという。
摘出されたインプラントはいずれも二重構造になっており、驚異的なのは外部が人体組織や植物組織に似た有機物で構成されていることである。現在ロスアラモス研究所で分析中だが、リア医師は次のように述べている。
「こうした物質を人間が創れれば、臓器移植への拒否反応が防げるだろう。皮膚に切開の傷跡もなく、事故などで体内に侵入したとも考えられない。接触部の免疫反応による炎症の傷跡も見られないし、体内のカルシウムの蓄積ならメスで切れるはずだが、いずれのインプラントもメスを受け付けない。個人的な想像を働かせれば、観測用の通信機器か、宇宙飛行士の血液中のガス監視に移植するのと同じような体調監視機、あるいはマインドコントロールが目的なのかもしれない」
UFO問題には人間誘拐、人類と宇宙人の混血計画、インプラントなど、実に信じがたい話が続くが、アメリカ軍の超能力開発にプロジェクトに参加したジョージア州・エモリー大学のコートニー・ブラウン教授も次のように語っている。
「私たちの科学的リモート・ビューイングが正しいかぎり、地球には確かに昔から各種の宇宙人が来ている。中でも我々の歴史と文明に重要なかかわりを持っているのはグレイと呼ばれる種族だ。グレイ族は別に邪悪な存在ではなく、ただ自分たちの種族保存をはかると共に、地球人類にも、彼らの母星と同じような環境破壊による自滅の轍を踏ませないようにしているのだ」
人間誘拐に関わる問題はさらに複雑で、より慎重に対処する必要がある。我々は現在、報告されている誘拐事件を確証できる多くのSRVのデータを持っている。それらの報告では人間が自らの意思に反して誘拐され、遺伝子工学的に生み出されたエイリアンと人間との混血種の保育器として利用されている可能性が大きい。
ちなみに超心理学というのは、テレパシー、予知、透視、念力などの超能力や超常現象の仕組みを主に行動科学の手法を用いて研究する科学である。超能力というような、通常の物理学では説明のつかないような人間が発揮する能力を研究対象とする。
コンノケンイチ『ユングは知っていた』
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