++るうの独り言++
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うっとうしいからここに書いて鬱憤晴らし。
「蓮見さんのカブトガニのページを見ました。つきましてはわが雑誌で取り上げたいので、今カブトガニを見られる田んぼを教えてください。蓮見さんのお話もレポートさせていただきたいのですが」
ふん。 この時期に我が家に来る無礼メールの筆頭、カブトガニメール。
よっぽど、 「カブトガニは田んぼにはいません。大分か佐賀県へお問い合わせください」と書いてやろうかと思うんだが、それでは大人気ないと、ぐっと抑えて 「カブトエビとお間違えでしょうか?」 「残念ながら、今年は田植えが遅れているのか、田んぼに水が入ったのは6月に入ってからがほとんどでした。おそらくカブトエビが姿を現すのは最低2週間後になります。余裕をもって3週間というところでしょうか。したがってわが方で現在カブトエビを見られるところはまだないと思います」 などと返事をする。
ところがどっこいである。このるうちゃんの親切丁寧なお返事に相手は 「来月号の特集でこの記事を取り上げたいのです。今そちらの町でカブトエビが見れるところを探して至急お返事いただけませんか?」
ここで私はキレる。 メールをゴミ箱にたたっこむ。
カブトエビが、雑誌の締め切りの都合で出たり引っ込んだりするかっ! そもそもカブトエビが何者か、予備知識も調べもしないでメールよこしたんじゃないか! でなければ名前を間違えるかっ! 「これなら売れる記事になる」っていう興味本位だろ? しかも雑誌記者を名乗りつつ自分で探しもせず、あったこともない人にずー−ずーしいお願いをするなんざ、 まったく、私がかつて見てきた編集者根性丸出しだね。
「雑誌にあなたのことを取り上げてあげるんだから、うれしいだろ? 感謝してこっちの要求に応じなさい」 という傲慢さ。
ふん。
実はこういった類のメールは1通や2通ではない。
ふんふんのふんっ!!
NHKが昔、うちの記事をみて小森谷さんのお山を知り、感動し、それでひとつの番組を作り上げたときに、担当者がどんなに一生懸命に丁寧にメールやファックスで連絡をとってきたか、見習わせてやりたいね。 さすがNHKだと、わたしゃ感心したもんね。できた番組だってとっても素敵だったもんねー。
ふ〜〜〜んだっ!
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