++るうの独り言++
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2003年06月17日(火) 人のふんどし

中学校の時、
数学に悩まされていた私は、それでもなんとかもうちょっとまともな点数がとりたくて、神頼み、藁にもすがり、それで考えた。

数学が得意のMくんに、
「ねえねえ、数学のテストのときにMくんの鉛筆貸してくれない?」
と。
「なんで?」
「だってー、Mくん数学得意でいっつもいい点数だから、少しあやからせていただこうと思ってさ。Mくんの鉛筆で考えたらいい点数とれそうな気がするのよ」
「ふ〜ん、なるほど。いいよ。はい」
「わーい」
「んじゃさ、そのかわり、国語と音楽のときるうの鉛筆貸して」
「もちろんっ!」

で、結果はどうだったかというと、
これが効果あり!
私久々に数学の点数が平均点を超えたのだ。
Mくんも音楽が80点にいったと大喜び。国語はクラスで2番。(1番の座は譲らん)
「るうっ! これからずっとこうしよう!」
「うんうん! 大賛成〜!」

(この2人もしかして好き同士だったのか? わははははははっ!)
・・・という思い出話を旦那ちゃんにすると
「なんだあー、言ってくれれば俺が貸したのにぃぃぃ」と言う。(大笑)


こういうほんわかした思い出は確かにあれど
本来、人の鉛筆借りようとも、人のふんどしをしめようと、
本人の実力が伴わなければ結果にさほど影響はしないのだ。
例えば私が、イチローのバットを借りたとて、バッティングセンターでホームランをかっ飛ばし続けられるわけがないということである。
しょせんそれば道具。

だから、いるんなら鉛筆も貸そう。
ふんどしもよかったら使って下さい。よろこんで貸します。洗濯してないけど。(笑)

けどね。
人のふんどししめて、「これ私の」、っていうのはやめてくれない?

そこの線引き、分かってもらえるかな? *ふ*




◆昔の今日の記事
2002年06月17日(月) 暇になった。


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