++るうの独り言++
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生意気にも週3回、3〜4人という定期的な仕事が入るようになった。 こんな講習会あがりの、どしろーと@るうを使わねばならんほど人手が足りないに違いない。超高齢社会へまっしぐら、を実感。
介護保険ができたとき マスコミやらなんか偉そうな人たちやら、ついでに近所の奥様方まで、 「日本の介護保険制度はなっちゃない!」と批判していた。 「ドイツはこう、フランスはこう、北欧ではこう、」とまるで経験してきたかのように比較していたが、 そもそもこの外国と「比較する」ってこと自体、実は何も知らなかったんだということがバレバレだったのだ。 お上のするのことにはただ批判だけすりゃーいいっておバカが多い。多すぎる。
今ここにものすごくお腹をすかせた子どもがびーびー泣いているとする。 あなたが母だったらどうします? 「ご飯まであとちょっとだから我慢しなさい!」 っていいます? わたしなら、 とりあえず残ったご飯でちっちゃいおむすびでも作って 「今日は早めに食事にするからちょっとこれ食べてまっててね」というだろうな。 料理してるそばにいさせてつまみ食いでもさせるだろうな。
確かにあと少し待てば、しっかり栄養も量も整った食事ができるだろうが、 そのお腹をすかせた子にとっては、何時間かあとの豪華食事よりも、今すぐの腹押さえが必要なのだ。
日本の介護保険制度はまさにそれ。 「ちゃんとした食事の時間まで待てない」のは、お腹のすき方が外国とてんでちがうのだ。 つまり、高齢化のスピードがとんでもなく早いのだ。信じられないほど早い。のんびり優雅にやってられないのだ。 諸外国の高齢者人口割合が7%を突破したのは19世紀後半〜20世紀半ばなのに対し、日本は1970年に7%を越し、次に14%を突破するのにフランスでは100年以上もかかっているのに(スウェーデンでも85年)、日本ではたったの24年なのだ。 このスピードは「え?え? うっそー! えええええ! ちょっとまって〜!」という感じなのだろう。 1番のんきだったのは日本国民ではなかったか?(笑) そして人口割合21%を突破するのはおそらくあと数年後。
それを知った時、「この対策を考える準備期間が非常に短いという環境において、日本の介護保険制度はいいほうだわ!」と感じた。 「ちっちゃなおむすび」ではなく、「ちょっとした軽食」にはなっている。 よくやったな、と感心した。 もちろんこれで完璧ではない。これからどんどん改良していかねばならないし、まさにそのように動いている。みんな一生懸命である。
そしてその素敵な計画の一部になっている自分がうれしい。 まだまだだけど、役に立っているらしいと実感できることもとてもうれしい。
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