++るうの独り言++
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別の学校だが、同じ小学生をもつお母さんと話す機会があったので、仕事をしながらべちゃべちゃと口を動かしている。 学校がちがうので聞き手に回る私。
「クラスにね、挨拶もきちんとできて、明るいいい子がいるのよ〜」 「ふむふむ」 「男の子なんだけどねえ。そんでその子のお母さんに、聞いたの」 「ほうほう」 「あんないい子に育つにはいったいどういうしつけをしてきたの、って。見習いたいわ〜、って。」 「うんうん」 「そしたらさ、その子のお母さんがいうにはね、『大事なのはね、子供の先回りをして大人がやってしまわないこと。失敗をして得るものがあるんだし。私は極力手をださないの』なんだって! すごいよねえ! やっぱり違うよねー、わたしなんかすぐ口も手もだしちゃうしー」 「うーん」
私は別の意味で「すごいな〜」と思った。 仮に自分が「自分の子を褒められ、今までの子育て方について」聞かれたとき、 その子のお母さんのように、自信を持って「かくあるべし」と堂々と子育て論を話せるか? 否! 断固否! ぶるんぶるんと頭をふろう。
考えてみると自分の子育てにとことん自信を持てる母って別の意味で怖くないか? 他の子供もそうでなければならない、と思ってはいないか? 子どもって親の見てないところで、なにしてっかわかんないもんだぞ(^^ゞ
「ねえねえ、その子Aくんの弟でしょー?」 「うん、そうそう!」 「その子のお兄ちゃんがうちの子と同じクラスなんだけど、すっごい意地悪なんだよ〜。口が達者で、結局頭はいいんだと思うんだけど、自分の都合のいいように言葉ごまかしたりね! お兄ちゃんの方は挨拶なんか全然しないよ」 「へえええ」 「えーーっ! そうなんだー!」 「兄弟でも全然ちがうのよね〜」
るう「、、その立派な子育ては実は最近始めたんだったりして?」 全「*大笑い*」
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