子の年齢:7歳9ヶ月
体育の日の3連休、鈴鹿のF1を見に行った。 F1はとにかく煩い。耳の聞こえない人を真剣に羨んでしまうほどうるさい。 パパはとにかくそわそわして、プログラムを購入したり、ラジオの実況に聞き入ったり、双眼鏡で見たりしていた。
その帰り、高速バスの中で、ちーちゃんは九九バッチリましーんをやっていた。 DSを家に忘れて来てしまったので、仕方なくやっていたのだと思うが、突然はらはらと泣き始めた。
「あ??どうした?」 「わからん。できん。」
「えー?悲しくて泣いてるの?悔しくて泣いてるの?」 「悔しいちゃよ!できんもん!」
掛算九九が全然覚えられないので、悔しくてないているんだと。 悔しがるのはいいことだが、バスの中で悔し泣きは止めてくれ。
「さ、練習足らんからだわ。泣くほど悔しいがなら、ゲームする時間削って九九の練習しられ!」
家に帰ると、ケロっとゲームをしているちーちゃんなのだった。
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