子の年齢:6歳6ヶ月
今週もピアノ教室へ行く日がやってきた。 このピアノ教室の先生は、過度に熱心で、練習して来ない子には容赦ない。 親が練習を見ないのならやめてくれて結構、と言う。
私としては瞬発力より継続が大事だ。どんなにだらだらしてても、上達しなくても、週1回はピアノと向き合うことを期待している。 それに、ピアノ教室に行く前に暴れなくなっただけでも、成長してるよ。
「どうだった?上手にできた?」 レッスンの後聞いてみた。 今週は1回も練習してなかったよね。
ちーちゃんはひそひそ声でこう言った。 「練習したくないのならお母さんに『ピアノやめる』って言いなさい、って言われた」
なぬー?
もう潮時かなぁ? 今のテキスト最後までやったら辞めていいって、ちーちゃんには言ってたけど。 だけど、ひそひそ声で言うのには何か訳があるに違いない。
「それでどうしたの?『うん!』って言ったの?」 「何も言わんかった。」
「それで、どうするの?」 「それでやめるのは僕らしくないから、家帰ったら1回でも練習する。」
おっ?
それでやめるのは僕らしくない?
いつの間にそんないっぱしな意見持つようになったんだ? まだまだ赤ちゃんぽいところもあるけど、意外なところでホネのあるところ見せてくれるね。
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