ちーちゃんままの日記

2010年05月20日(木) ヨコミネ式育児法

子の年齢:6歳4ヶ月

会社の人に「ヨコミネ式育児法」というのを教えてもらった。
具体的には「子供を叩けるのは親だけ」という言葉にシンパシーを感じたので、読んでみることにした。

育児のハウツー本は、これまでにも何冊か読んだが、どれもやる気にならないものばかり。

そういう訳で、使い捨てになる育児本をお金を出して買う気がなかったのだが、図書館で16人も予約が入っていたので諦めて購入した。

数ページ読んでモウレツにイライラした。

全編に溢れる男尊女卑、懐古主義、非科学的で一方的な主張。

こんな理事長のいる保育園には絶対に通わせたくない。

批判するからには精読しなくては、と思って頑張って読むが・・・。読むのがツライ。

文字の練習のさせ方はウマイと思うが、あとは小学校やら親やらの批判ばかり。

だいたい、読んでいて疑問なんだが、天才児を育てる保育を25年もやってれば、卒園児に一人ぐらいメダリストいないの?有名人がヨコミネ式だったって話は聞いたことがないぞ?
小学校の学力調査やスポーツテストで、鹿児島がトップランクに入ってるってのも聞かないし。そんなすばらしい保育園が3つもあれば、上位にランクインしそうなもんじゃない?

保育園では9割の子供が逆立ちだとか掛算だとか、って書いてあるけど、統計的な根拠が何もない。

はっきり言って「トンデモ本」の部類である。

ハウツー本で育児しようという安直な考えが、やっぱり間違ってるのかな?
私はちーちゃんを「天才児」なんかにはしたくないし。
どちらかといえば市役所の職員に採用されるような、普通な人になって欲しい。

育児の答えは目の前の子供の中にある、ということを改めて確信した。


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